月曜は、ホール練習に4人参加
しました。有志の集まりでした。

今回も自分の演奏について感じたこと、
人の演奏を聴いて感じたことを
書いてもらいました。


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10代半ばの生徒は

「とにかく 間違えずに
弾き終わらなきゃという
気持ちでいっぱいで
ブレスや強弱に気が回らず
自分が弾いている音が 全然
耳に入ってこなかったことが
まずいなと思った。」


と、書いてありました。

これだけでも、ホール練習をした
甲斐がありました。

わかる!わかる!

そう、これが本番じゃなくて
よかったね!
だから、何回もホールや
人前で弾いて、その「場」に
少しでも慣れることが大事。


こんな風な状態になるんだと
わかっておくことが  大切。


「また、靴を履いていることで
いつもと感覚が全然違っていたので
本番の靴を履いて練習したほうが
良いと思った」


そう、これもいつも伝えて
います。私も苦い経験を
しているからです。



「ホールで弾くと
メロディが 隠れてしまうので
バランスを考えて弾くことを
重点的に練習したい」


この生徒の今回の発表会に
対する姿勢は今までには
見られなかった事で

これから様々な場面で
弾くことを自分に課しています。

精神的な成長が、
成功への道を作って
ひとつの自信へと
繋がっていくのでは
ないでしょうか。




小学生の生徒も
響きの違いをきちんと感じ
平らな演奏になってしまったことを
反省し、これからの自宅での練習に
ついて考えることが
出来たのは立派だと思いました。


ホール練習も、わざわざ夕方出向き
手間暇かかりますが、
かけた分、いや、それ以上に
身につくものは、あります。


これは、単に発表会で弾くため
だけではなく、何か大きな目標を
持ったときに、あらゆることを
やってみる、
達成するために何かできることを
探してみるという発想に
繋がってくれると
良いなと思いました。




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庭の福寿草が咲きました。