四月の発表会に向けて
お尻に火がついていない生徒も
まだいるので、
日曜に 何人かの生徒で
弾き合い会をしました。


狭い教室ですが、
近いだけに緊張感があります。


お互いに弾くまえに

題名、作曲者、その時代、
調性、拍子を言ってもらいました。

???になってしまった人は
次回はすぐに言えるように
しましょう。大事なことです。

1人ひとりの
演奏を聞いて、感じたことを
お互いに書き、
それぞれに、渡しました。



みんな真剣に真面目に
書いていました。
お辞儀のチェックもしました。


上級生も下級生に
沢山 アドバイスを書いていました。



それをあとから読んだ
下級生のお母様が
涙がでるくらい
嬉しかったと仰っていました。


人の演奏や、所作をみれば
改善点がわかり、自分はどうか?
を考える機会になります。


次に、3分間練習をしてもらいました。

自宅だと思って、
苦手なところを選び
練習するのを聞いてもらいます。


時間がなく、2分間練習になりましたが


繰り返しが足りない人
繰り返ししているが、速すぎる人
両手でばかりやるから
2分間やっても、進歩がない人  などなど


つい、「片手ずつやればいいのに」

という、声も出ました。


そう、みんな他人のことは
わかる。自分のことは、案外
わからないです。


人のふり見て、で
この企画で気づいて
自分の練習方法を
見直してほしいなと
思います。


わたしも自分の指導が
浸透しているかどうかの度合いが
よくわかりました。反省点がかなり
ありました。



2分間練習、
一年生の生徒がとても丁寧に
心を込めて練習していたのが
印象的でした。



子供たちに、理解してもらうには
自己満足では全く駄目で
何度も繰り返し
手かえ 品変え
説明し、導いていかなければ
ならないと痛感しました。


亡き、ピアニスト  
チッコリーニの言葉。

「指導者に必要なものは、

謙虚さと忍耐力である」


身に染みました。



今回、参加した生徒は
お友達と私からの
メッセージカードを
よーく読み、
発表会に向けて
質の高い練習をしましょう。


また、時間と体力があれば、
やりたいと思います。