最近は、本当に良い
事典が出ていて これは
私も生徒に推薦している
音楽事典です。
2010年発行のもの。
日本語でも 例えば
「甘い」という言葉ひとつでも
ケーキが甘いのと考えが甘いのと
あるように イタリア語である
音楽用語にも
さまざまな意味があることを
子供にもわかりやすく
解説してあります。
はじめに
「楽譜に記されている音楽用語の
ほとんどはイタリア語ですが、
そこには様々なニュアンスが
含まれています。
長いイタリア生活を続けておられる
関孝弘氏とイタリア人の
マリアンジェラ夫人は
音楽表現に役立つように
わかりやすく楽しく、
イタリア語のもつ 真の意味
を語っておられます。」
と、あります。
また 最後に
演奏する場合は どのように
演奏したら良いかという
アドバイスも載っていて
演奏の幅が広がります。
私が子供の頃には
なかったものです。
Marcato
マルカート という言葉が
出てきた Hちゃんと
一緒に調べました。
私が受験の時に
覚えたのは、
「ひとつひとつはっきりと」
です。はっきりとと
言われても幅がありすぎて
よく、わかりません。
ひとつひとつ 強く
弾けば良いの?
この本には
一目でわかるイラストがつき
例として
転校生が来たとして、とても特徴の
ある方言を使っていたら
「彼の言葉は、マルカートだね」
と言う。
文房具のマーカーも、目立たせる、
から来る。
目鼻立ちかはっきりしている
時にも マルカートを使う。
大切なのは
音量よりも音質です。
など、ブルグミュラーで
音楽用語が沢山でてくる時期にも
この事典はとても有効ですし、
この写真の生徒も
ふーん、そうなんだー
なるほどという反応で
書き込んでいました。
保護者の方も
お読みくださると
面白いかもしれません。