1番印象に残るのは、人生で
初めて習った先生である。
先日、所属している
さいたま音の葉研究会の
勉強会に 今野尚美先生が
いらしてくださいました。
その中で一番
印象に残った言葉です。
初期導入指導の大切さを
語られました。
確かに私も、生まれて初めて
習った先生は強烈な
印象があります。
もう、三十年くらい前に
ご高齢で亡くなられて
しまいましたが、
とても厳しい先生で
先生のお宅へ向かう坂道で
足がガクガク震えるのでした。
では、なぜ 辞めなかったのか。
それは、幼いながらも
先生の愛情を感じていたからです。
同じミスを繰り返すと
手の甲をピシリ。
口答えをしていた子は、
突き飛ばされていました。
前髪を止めていなくて
かきあげるだけで
叱られ泣いていた子もいました。
でも、帰りは
笑顔で握手。
さようなら、また、来週。
と。先生の手の温もりは
今でも記憶にあります。
最初の先生として
責任と愛情を持って
指導したいと
改めて思いました。
愛情が、なければ
何を話しても子供の心には
届かない。
子供だから、分からない?
いやいや、子供だからこそ
敏感に感じます。
今野先生の講座についての他の
記事はまた、次回に書きたいと
思います。