夏のイベントとして
国立劇場の親子歌舞伎鑑賞教室に
生徒さん親子2組と
小学生一人を引率し
行ってきました。


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かなり、充実した内容でした。




今回、告知が急だったのと
内容の説明が不足していて
参加者が少なかったので
来年は、今回の報告をして
沢山の生徒に参加して欲しい
と思いました。


客席は満席。
小学生や中学生も沢山いました。



まず、場内が真っ暗になり
花道から煙が上がり
不気味な太鼓の音とともに
若い役者さんが エレベーターに
乗っているかのように登場。


これだけでみんな、息をのんで
見つめています。


若い役者さんが、とてもわかりやすく
上手に、歌舞伎について
お話をしてくださいました。


先ほどの下から上がってくる
仕組みは   すっぽん  と呼ぶこと。
すっぽんが、頭をもちあげたように
上がってくるからだそうです。


花道の事や、花道に人が出入りする際の
後方にのれんのような幕があり、
それが開閉するたびに
音が聞こえること。

その、シャッという音が聞こえたら
役者さんが出てくるという
合図だということ。

上手下手の名前から
引き幕の三色の色の名前

黒   もえぎ色  柿色。

モスグリーン、オレンジ、ではなく
日本語って美しい!

歌舞伎では、黒は見えないものという
ルールがあること。
黒い服を着た人が出てきても
それは、見えていないものとして
お客さんも見る。


両脇の客席には見えないように
なっている場所である黒御簾
(くろみす )  の中から
聞こえてくる和楽器の音や
役者の動作の  決め手になる
いわば、効果音の役目の打楽器の
説明も納得でした。

子供にわかりやすいように
イノシシ、ネズミ、鷹、白鷺
なども  効果音と共に登場。

私も知識が深まりました。


400年の伝統を誇る  歌舞伎。

この素晴らしさは
やはり、体験してこそ、です。


演目などについては、
また近々アップします。

これで、子供1000円、大人2500円
ですから、満席になるはずです。


半蔵門の駅には
タイルでこのようなデザイン画が
ありました。

日本の伝統芸能の
奥深さを子供達にも
感じてほしいと思います。



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