以前 日本のテレビでも紹介された動画なので
記憶にある方もいらっしゃると思います。

アメリカ人ご夫妻の連弾。2008年のことです。

この動画を初めて見たときに
心が揺さぶられました。

Put On Your Grey Bonnet という
1910年の曲だそうです。






音楽って これだよね!!そう
いろんな規則や辛い練習もあるけれど

最終的に これ!!     と

何回も何回も 見入ってしまいました。


なんて素敵なご夫婦でしょう。

このお年で こんなにリズムに乗り
活き活きと演奏され 周りの人を音楽で
幸せな気持ちにさせることが
できるなんて!!

聴いているだけで
見ているだけで 私も幸せな気持ちで
いっぱいになる!!


このビデオを撮影された当時
男性の方は89歳でいらっしゃいました。

ミネソタにある世界でも有名な
メイヨークリニックでの演奏です。

お二人は大学で知り合い結婚され
ずっと音楽で結びついて来られました。

検診で病院を訪れたときに 即興で連弾されたのを
がん患者の方と娘さんがYou Tubeに投稿され
世界中で爆発的な人気となりました。


この男性のMarlow Cowan さん。
先月 97歳で亡くなられました。
本当に残念でなりません。


何歳になっても
音楽で幸せな気持ちになれることを
実行していらっしゃるこのお二人。




笑いは 伝染する、と
キャスターのかたの言葉
の通り、
その源になるお二人ならではの
演奏でした。




次の動画は 2010年、
91歳の時です。

92才まで活動されていました。

画像がぼやけているのですが
このユーモアあふれるパフォーマンス、
サービス精神に
脱帽です。






ご夫婦を取材したTVでコメントしていてお二人の
ファンでもある Dr.Paul Takahashi  は

「年を取っても 積極的、前向きでいること、幸せを感じていること、
 そして活発(自発的)でいることで人々に出会い、友達を作ることに
 繋がる。そしてそれは 脳の細胞を 活発にさせ血流が良くなり
 血管や筋肉、臓器にも良い影響を与える」
 と言っています。

音楽は身体や心の健康に繋がる。



亡くなる1週間前に こんな風に
娘さんにおっしゃったそうです。


「天国にも 僕の弾けるピアノがあるかな?」


一度 出来ることなら
生の演奏をお聞きしたかったです。