
カサブランカとラナンキュラス
ある幼児さんの
お父様が
「ピアノが弾けるように
なるには、こんなに色々なこと
をやっていくんだ、
すぐにぱっと弾けるように
なるわけじゃないんだね。」
というような内容のことを
仰ってくださったと
伺いました。
ご理解頂けてとても嬉しいです。
最近、全体に少しずつ、どの子も
力をつけてきたように
感じます。個人差は 勿論あります。
メキメキと、の子もいれば
ゆっくりと、の子もいる。
出来なかったことが、
出来るようになって来たのを
感じたときは、
至上の喜びです。
我が子が、寝返りをし
歩けるようになるまでの
そのひとつひとつに
感動し喜ぶ気持ちと同じです。
指の形が よくなってきた。
集中して出来るようになってきた。
高い声が正しい音程で
取れるようになってきた。
リズムが初見で打てるように
なってきた。などなど。
少しずつ 忍耐強く
レッスンと家庭での練習で
積み重ねてきたものが、
蕾がふくらんで、花が咲くように
身に付きはじめている。
それぞれの、花が咲くまで
お手伝いしたいと思います。
本当に、ピアノが自力で
一通り 弾けるようになるまでに
身に付けなければならない
内容は、それはそれは
沢山あります。
母乳しか飲めなかった
赤ちゃんが、ご飯を食べることが
出来るようになるまでに
様々な、方法で食事を
与えていくのに、似ています。
手間と、時間と愛情を
あらゆる角度から
かけ続けていき
だんだん自力でできるように
なったら あとは見守る。
ご家庭でのフォローも
必要です。ただ、毎日の
お母様のご負担は
お仕事や他のご兄弟のお世話も
あるので、ご相談しながら
進めています。
それぞれの
花が咲きますように