指導者のための
ボディパーカッション基礎講座
3月7日月曜 午前 八王子⇒こちら
今日は 所属する さいたま音の葉研究会の
西尾洋先生のセミナーでした。
西尾先生のお話は いつも穏やか、わかりやすい、
オリジナリティ溢れている。熱く語られるわけではないが
音楽、音楽教育に対する
純粋な情熱を感じます。
今日は、バッハの平均律から1曲と
なんと、うたとピアノの絵本~りょうて~でした。
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今までここまでの初歩の導入書が
講座で扱われることはなかったので
興味津々でした。
昔、呉先生の講座を
受けたことがありましたが それ以来です。
単に歌って弾かせているのではなく
★先生が和音の伴奏(1小節に1,2種類程度)
を弾き、歌詞や階名で歌う
同時に和声感が養われる
西尾先生の伴奏はオシャレ。
Cコードではなく sus4が入っていたり・・・
★移調して弾いて移動ドで歌ってみる
★本を逆さにして階名で歌う
これは、男子が喜びそうです。
男の子しか育てたことがなく つい 男子目線に
なってしまいます。男子は 通常とちょっと違うことが
「お好き」な場合が多くありませんか?
うちだけ?
他にも なるほどと思う内容を
教えていただきました。
早速 レッスンに取り入れました。
自分で弾く前に 音の高さやリズムを
イメージしておける力
つまりソルフェージュ
の力をつけることの大切さを再度伺いました。
耳で聴いて記憶して演奏することは
速いかもしれないけれど
真の演奏には繋がりません。
ソルフェージュの力をつけてから
鍵盤に入っていく場合、弾けるようになるのは
速くない。
だが、作曲家は 演奏する
事を考えて こういう風に弾いてほしいと
思って作曲するのだから
楽譜を読む力は必要ということでした。
このことを生徒にもわかるように
折に触れ話していきたいと思います。
もうひとつ、コンクールを受ける生徒に
伝えたいと思ったことは
「審査員や試験官は 何が出来なかったか
ではなく、何を見出したか を聴いている」
ということでした。
自分自身も つい「出来ない」ことに
目を向けてしまいますが
公の場で演奏するときも
そのような気持ちで向かいたいと思います。