先日は 川口のリリアで さいたま音の葉研究会
会員限定の菊地祐介先生の贅沢なセミナーを
受けてきました。
代表でいらした 亡き永瀬まゆみ先生が親しくして
くださっていたからこその企画で
まゆみ先生、ありがとうございます。
リリアのホールは そんなに広くはないのですが
とても響きが良くまた、2メートルくらいの至近距離で見る
ピアニストの息づかい、手の動き、体の使い方
全てが肌に染み入るようでした。
演奏をしながらの解説は 迫力があり実際に音に
出して説明していただくのは、とても分かりやすく
すぐに練習して実験!?してみたくなるような
内容でした。
驚いたのは、ロシアでは エチュード全曲を
全調で弾く練習をする人もいるとか。
気が遠くなりそうです。ありえな~い!
手の外郭線の筋肉がしっかりしてないと
弾けないということ、全曲まとめて1つの作品
とみること、エチュードは練習という意味の他に
研究という意味もあり、常に弾けるようになるために
どうしたらよいか分析して練習しないと
単なる苦行にしかならない、という
お話が印象的でした。単なる苦行・・
1曲づつ どうやったら弾けるようになるのか、
何も考えないで譜面を追って練習しているだけでは
上達しないと 改めて考えさせられました。
ショパンエチュードに限らず
子供たちが練習する曲にも当てはまる
言葉でした。「どうやったら 弾けるように
なるのか」ですね。
次回も楽しみです。