発表会は5月ですが、今日は終業式で小学生も集まりやすいかと思い、ミニ・リハーサルをしました。

4月に 広い公会堂で、リハーサルをしますが、毎回 そのリハーサルに、間に合わなくて ボロボロで、本番どうにかやっと弾ける、

という子達が
必ずいるので、今回は締め切りを繰り上げてみました。

レッスン室に入りきらないので、
3部に分けてやりました。

みんな、やはり緊張していつもは、大丈夫なところを何回も間違えたり、つまずいたり。

中には最後まで どうにかたどりついたけれど、ただ、楽譜を追ったに過ぎない子も。

いつもの教室で、知っている仲間なのに、
やっぱり、人前で弾くのは緊張する!

焦る、心拍数が上がる、速くなる、止まる、
つっかえる、誰も助けてくれない

そんな状況を味わい、駄目な自分を認め、
これではいけないと思い
立派に演奏している自分を理想として
本番に向かって、全力をつくし
目標を達成する。

こんなことを 小さい子でも
味わってほしいです。


そこで、単に聴くだけではなく
称して「審査員ごっこ」をしました。

曲にあった雰囲気の演奏をしているか
拍感、強弱は感じられるか、音の出しかた、
テンポ、リズム、姿勢やお辞儀まで
気がついたことを書いて
お互いが、悪口ではなく、もっと上手に
なるために書いて渡してあげます。

こんな感じです。


これは、結構 効果があります。

他人の演奏を真剣に聞こうとします。

また、普段、私から言われているばかりで、耳にタコだったことを年上や年下の仲間からも、書かれて、改めて 自覚します。

みんな、
「全然ダメだった(泣)」が、感想です。
それで、いいのです。今は。

これから、自分のために ダメな自分を輝く自分にするために、必死にやればいいのです!

私も 弾きました。
全然ダメでした。
100%やっても本番は、50%しか力が出ません。

みんなが、今日で スイッチが入ったと
信じたい!

次回のレッスンが楽しみです!

私も必死で 自分に向かい合います。