
THE BEAUTY OF THE 'WARIBASHI
BODY:1 Piece AA Flame WARIBASHI(Looks like 2 piece)
おてもとカスタムショップ?
最近はナチュラル系のコンプがずっと流行っていて、
あまり圧縮感の強い所謂「パコーン」系のコンプは
モノ自体が少ない気がします。
「パコーン」系で有名なのはもちろんダイナコンプなのですが、
70年代後半のオリジナルと比較しても
「パコーン」感はBOSSのCS-1が個人的には強いように
思いました。
まあ両方古い個体で経年変化もあるでしょうし、
BOSSはTREBLEモードがあるので圧縮された波形の切っ先が
目立ちやすいのかもしれません。
「音のツブをそろえてサステインを稼ぐ」のではなく、
独特な「アノ音」を出すことに振り切ったコンプはもっと
あってもいいんじゃないかな、と思うことしきりです。
トランジスタ・アンプで薄くコーラスをかけて
ブリッジミュートを織り交ぜたフレーズを弾きたいエフェクター、
今のところナンバー1です!
1.あこがれのアーティストと同じ(同じように見える)モノを
手に入れたいと思うから。
2.数十年生き抜いてきた(生き抜いてきたように見える)
オーラやサウンド、プレイヤビリティにノックアウトされたから。
3.ファッションと似た感覚で、古い(古そうに見える)モノが
カッコイイと思うようになるから。
4.状態のいいビンテージモノの場合、「数十年大丈夫だったんだから
流石にもうネックは動かないだろう」という自分なりの安心材料が
あるから。
5.くたびれてきた自分と重ね合わせてしまい、
ピカピカのギターになんだか気後れしてしまうから。
6.ぶつけたり傷つけた時の精神的なダメージが少ない気がするから。
個人的にはフェンダーのレリックやギブソンのエイジド加工には
抵抗がないのですが(サラリーマン・ギタリストがグロッシーな
ギターを買ってビンテージな見た目にするには何年使い込まないと
いけないんだ、と・・・)、新興メーカーのギターに派手なダメージが
加えてあると、なんだか違和感を感じてしまいます。。

BOSSやMAXON(Ibanez)のように
ケースのフォルム=ブランド
という図式が成り立っているメーカーは
最近は案外少ないですよね
(いちビルダーがオリジナルシャーシを・・・
となるとかなり難しいでしょうし)。
WAY HUGEはオリジナルのケースを採用し、
サウンドも過去に縛られない独創的なラインナップを
展開しているのでとても好きなブランドです
(90年代のオリジナルには手が出ませんが・・・)。
全面にヘアライン加工が入ったスチール(?)板の
曲げ加工にてシャーシは組み上げられており、
カラフルでポップなカラー/ネーミングも相まって
「ユニークさ」では近年のブランドの中では
抜きんでている存在だと思います。
新しいラインナップ(「ECHO-PUSS」や「HAVALINA」あたりから)は
シャーシの幅がスリムになっていますが、
そちらの方が引き締まった印象でかっこいいですね。
オリジナルストラトの構成材は50年代半ば~60年代初頭において
大まかにいうと以下のように変遷するわけですが、
◎アッシュボディ/メイプル指板
↓入手や加工のし易いアルダーへ
◎アルダーボディ/メイプル指板
↓高級そうに見えるローズ(ハカランダ)へ
◎アルダーボディ/ローズ指板
上記にない組み合わせ
◎アッシュボディ/ローズ指板
も、数は少ないながら実際には存在していたようです
(木目が見えるブロンドフィニッシュにはアッシュボディ使用、
というフェンダーのルールがあるため)。
オリジナルに少ないということはもちろんリイシューモデルにも少ないのですが、
個人的には強いアッシュの木目と濃い褐色のローズ指板、
という組み合わせが一番好きですね。
一般的なサウンドイメージでいうとタイトなアッシュとメロウなローズ、
ということでショップの方は「一番バランスがいいかもしれません」と
おっしゃっていましたが、まあそこは好みの問題になってきますからね。
好きなスペック(見た目)のギターを自分の好きな音に引き寄せる
技術があれば、それが一番素敵なことに間違いはありませんね。
Maxon(Ibanez)が1970年代後半から発売していた
所謂ラージケース・キャラメルスイッチタイプのエフェクターたち。
”聖杯”TS-808にて今でもよく見知られたフォルムなのですが、
オリジナルのキャラメルスイッチは非常に使いづらいです。
現行のIbanez TS-808リイシューでは改善されていますが、
スイッチON/OFF時に「カチッ」とした感触がないんですね。
グニュッと沈み込むだけです。
そして感度も高いとは言えず、手で押し込んでも
スイッチ切り替えに失敗することが多々あります。。。
奥まって見づらいインジケータも相まって、
人によっては音以前の障壁がありそうな子たちなのですが・・・
私は非常にこのカタチに魅かれるモノがあり、
ちょこちょこと集めてしまいました。
細かいことは抜きにして、好きだから集めちゃう。
っていうのは非常に趣味らしくていいですね
・・・と、自己肯定の日々なのです。
数年前になりますが、とある楽器店で
「一番良質なマホガニーを保持しているのはギブソンなんです」
という話を聞いたことがあります。
個人の(またはそれに近い)小さな工房を除いて、
ということだとは思いますが。
○マホガニー⇒ギブソン(次点でマーティン?)
となると、
○メイプル⇒フェンダー(次点でギブソン?)
○アッシュ⇒フェンダー
○アルダー⇒フェンダー
○ローズウッド⇒マーティン
○エボニー⇒マーティン
○スプルース⇒マーティン(次点でギブソン?)
とかでしょうか?
(まあメイプルやエボニー、スプルースはヨーロッパの
クラシック楽器メーカーが強いのでしょうが・・・)
そんな単純な話ではないと思いますが、
考えてみるとおもしろいものです。
写真は国産メーカー製ギターのアフリカンマホガニーです。
みっちり入った導管がクールです。





