坂本さん、昌磨くん、W優勝おめでとう。


2人とも平昌後、これからもっと伸びていくだろうと期待されていたのにスランプに陥った時期があり、でも、今シーズン見事に復活して、オリンピックメダル獲得、そして世界選手権優勝だったので嬉しいです。


坂本さんは前回の世界選手権では悔しい思いをした選手でした。

ロシアっ娘には真似できないスピードのあるスケートを見せたいと意気込んでやってきたのに、3Ltzで厳しくエッジエラーを取られて、スピードのある素晴らしい演技を見せたのに、PCSが全然伸びない。


前シーズンの不調で国際評価が下がっていたのに加えて、コロナ禍の入国規制でジャッジの国籍も偏ってました。


国内大会で出ていた点数よりも15点も低い点数に終わり、すごくモヤモヤするといいながらも、「でも、こういう経験も必要なので、今後は得点が出ないこともあるんだという、今回の経験をしっかりと覚えて、今後の練習や試合に臨みたいなと思っています」と謙虚に受け止めました。


そこから、コツコツ努力をして、国際大会で何度もノーミスの演技をして、評価を上げていき、自己最高得点を更新して掴んだのが今回の優勝でした。

ブノア•リショーさんのプログラムが難しすぎてこなせないと、一時期過去プロに戻したことがあったけど、それではこれ以上PCSが伸びないと、再度新プロに挑んで、見事にこなせるようになりました。


最終グループの選手はみんなスケーティングが上手いなぁと思ったけど、最後に滑った坂本さんはもうスピードが別格でした。

あっという間に端から端まで滑るので、リンクが狭く感じた位。


フリーを滑り終わって点数が出た後、来季3枠取れたかどうかを真っ先に確認していて、これこそエースの姿と思いました。

オリンピックの後、さらに世界選手権の為に調整してピークを持っていくのはすごく難しかったと言っていたけど、自分が崩れてしまうと3枠取れない、フリーを滑る前、重圧で泣きながらも見事にノーミスで滑り切りました。


4年前の昌磨くんも、足を痛めながらも翌年自国開催の世界選手権の枠の為に強行出場して、真っ先に「3枠取れた?」と聞いていたのを思い出しました。


長年ずっとエースの仕事をしてきた昌磨くんが報われて欲しいと思ってました。

いつもあと少しのところで何度も優勝を逃してきて、シルバーコレクターと言われたりしてきたのが気の毒でした。


練習ではノーミスができていても、試合では実力が出しきれない。

平昌後のシーズン、何度も「自分を信じられるようになりたい」とインタビューで語りながら、もがき苦しんでました。

どんなに自分を信じると言い聞かせても、自信を持つことができなかった。それを変えたのが「君が世界一になるには何が必要か」というステファンの一言でした。

ステファンは自分が世界一になれる実力があると信じてくれている、それが昌磨くんの心を変えてくれました。


優勝が決まった時、キスクラでステファンにぎゅうっと抱きしめられて、昌磨くんとステファンがとびきりの笑顔なのが嬉しかった。

デミさんとステファンのハグにも感動しました。

そして、最後には3人で抱き合いました。愛されてるなぁ。




今回は調子が良さそうだと聞いていたけど、過去にあと一歩のところで届かなかったことを何度も見てきたから、リアルタイムで見るのが緊張して怖かったけど、フリーの演技をテレビの前で見守って、この瞬間に立ち会えて良かったです。


自分はずっと2位から4位の選手、ネイサンのような選手になりたいと、フリーに5クワド組み込んで、ジャンプを失敗しようと、決してこの構成を諦めず、果敢に挑戦し続けた結果が300点超えの優勝に繋がったのだと思います。


坂本さんの優勝で朝から幸せな気持ちになっていた男子フリーの日、宮原さんの引退を知って泣きました。

ソチ後、日本女子の低迷期にミスパーフェクトと呼ばれる安定した演技で、常に上位にいて、ずっとエースとして日本女子を支えてくれた知子ちゃん。

ベテランになってからは、表現力を磨き抜いた美しい演技に毎回惹き込まれました。

真央ちゃんが引退した時と同じ位悲しかった。

男子フリーが始まるのにテンションが上がらない状態だったけど、いざ試合が始まると、緊張が高まってきて、昌磨くんの優勝で幸せをもらいました。


しばらくして落ち着いてくると、宮原さんがこれ以上できないと納得いくまで練習してきて、悔いはなくやりきったという気持ちになった後、プロスケーターとして次のキャリアに進むのを祝福したい気持ちになりました。

カナダのスターズオンアイスで日本人で初めてツアーメンバーに抜擢されるのはすごいことです。

宮原さんの美しい演技を観たい人は世界中にたくさんいると思います。


デミさんが暖かいメッセージを送ってくれてました。



ありがとう。


このタイミングで発表したのは、自分の誕生日に発表しようと決めたからだと。


それを聞いて、4年前のミラノワールドのことを思い出しました。

昌磨くん、友野くんで、誕生日を祝ったというこの写真。

この光景がとても微笑ましくて好きでした。



4年前に補欠から急遽出場することになり日本の枠取りに貢献してくれた友野くんが、補欠2番からのまさかの繰り上がりで、また世界選手権に出場できたことが嬉しかったです。

フリーのジャンプではちょくちょくミスが続いたけど、ステップになった時、弾けるノリノリの笑顔で観客を魅了していく、これこそ友野くん、と思いました。

友野くんの演技をみんなに見てもらえて良かった。

SPで初の100点越え。前から友野くんはもっと点数が出ていいはずと思ってきたから、今季ジャンプが安定してきて、PCSが上がってきて良かった。


昌磨くん、友野くん、鍵山くんと、ショーでも度々共演してきた仲の良い3人で、このワールドに出れて本当に良かったなぁと思いました。


モンペリエの観客も暖かくて、どの選手の演技にも、大きな拍手と声援を送ってくれてました。


(正直、北京は政治的な背景もあってか、特定の選手はすごい声援があっても、全ての選手にとってすごく暖かい会場には思えなかったです)


3年前、もうスケートをやめようと思っていた昌磨くんを救ってくれたフランスの観客の前で、初のワールドタイトルを取れたことに不思議な縁を感じました。