先日、調布のフレンチシェフのY氏邸に伺ったときに
役に立ったのは、「路線案内」。
京王線に乗る機会もないし、土地勘もなかったから
自宅~調布の最短ルートは、頭を使うことなく「路線案内」で探索。
南武線稲田堤駅経由という想定外の結論に驚きつつ
一応路線図をチェックして、全体像と距離感をつかむ。
そういえば、路線図を見るのもかなり久しぶり。
10年以上前なら、キップを買う時に必ず見ていたのに。
目的の駅を探すのに、面倒だけどじっくり見るから、
降りたことなくても意外にたくさんの駅を知っていたし、
運賃の相場や距離感もつかめていたと思う。
今でも不慣れなエリアはWEBで最短ルートを検索しつつ、
不安だから一応路線図を見て、俯瞰的にチェックしている。
だけど、今の10代、20代の人たちはどうなんだろう。
降りたことのない駅しか知らないかもしれない。
最短ルートを自ら考えることも当然ないだろう。
路線図を見ることもないだろう。
スイカやパスモをもっていれば、運賃も考える必要がない。
大したことではないけど、利便性の向上は
頭を使う機会を減らすし、何より直観力や感性も衰える。
だから、せめてDSなどのバーチャルな空間で
その不便を感じるようなゲームがあれば、いいなと思う。
例えば、渋谷駅から地方の駅まで、路線図と運賃表を
見ながら最短、最安ルートを考えさせるようなゲームなど。
要するに10数年前に我々が当たり前のようにしていたことで
今からみると不便なことをバーチャルで再現させて、
直観力や感性を少しでも養うことができたら
教育上よいことではないだろうか?
