この年齢の12月1日という日は人生において一度しかこない。
そんな当たり前のことを外の風に当たりたくなったわたしはそんなこと
を思っていた。
普段なんとなく生き過ぎていた。
慌ただしい会社員生活に一日に時間の殆どを「仕事」に没頭していた。
そして程々に自力で生活出来るようにもなってきた…が実はずっとこのままでいいのかという葛藤があった。
自分で選んだ仕事ではないと言えば何故その仕事に就いたのかと思われそうだが
当時にわたしには選択している時間がなかった。
とわたし自身の事を延々と語っていては何が言いたいんじゃこのブログは…となってしまうので、割愛する。
会社員を続けているとデスクワークが主となるので社内にずっといる事が多い。
昼休みも取る時に取るという形なのである意味自由なようで自由ではない。
窓から見える晴天。社内にいる時にいつも外に出たいという気持ちが大きくなっていった。
そしてやってきた休日。昼前だという時間帯にも関わらず吸う空気は新鮮で肺がおっ?と反応しそうな澄んだ空気。
わたしは冬の空気感を楽しみたくて大型の書店に出かけた。
最近読みたい本が増えてしまって困るという贅沢な悩みが増えてしまった。
目当ての本を探していると、自分の周りに人が増えてきた気がした。
そこにいる人たちは、人との話し方や聞き方・コミュニケーションの取り方など
自分がどう立ち振る舞うべきか、自分の軸を決めるなどの本を持って姿を消していった。
その目は真剣で、ヒントを求めるような…自分にとって欲しい答えを探しているようにも見えた。
その時わたしは思った。
こうして行動を起こすにあたって悩んでいるのは自分だけでは無い。
皆何かしらヒントや答えが欲しくてこうして書店に来ているのだとわたしはその時初めて気がついたのだ。
自分も欲しかった本を手にしながら、周りにいた知らない人々にヒントや答えが見つかるといいな、なんて思った。
なんだか、勝手に仲間を見つけた気分になってしまった。(ちょっと自分怖いな)
普段は絶対買わないであろう分厚い本を片手にテラスで本を読んでみた。
すると早速不思議な事が起きた。
するすると文字が入ってくる。それでそれで?ともっと内容が知りたくなる。
環境を変えただけ。ただ自分がスタバのコーヒーを飲みながら外で本を読みたいという思いを叶えただけ。
早々に体が冷えてしまって少ししか読めなかったけど、アウトプットが出来るくらいに内容は濃く残っている。
家だと全然集中できないわたしはまたこのチャレンジしたいと思った。
少しの行動。手の届く範囲に憧れの環境に身を置くことが自分にとって喜ばしい事なのだと実感した。
そんな冬の一日。
