小学受験経験者の方からよく言われる言葉。
基礎を徹底的にやる
私は最初からずっと言われてきたので、
子供にも基本を徹底的にやるようにしています。
応用はあとで。
目の前の問題をしっかりとく、を意識してきました。
でも中には応用をさせている家庭も多いですよね。
そこについては、「まぁ家庭の方針だし」くらいに捉えていたのですが…
合わない子にはやっぱり合わないようなので、
合わなさそうならやめておいたほうがよさそうです。笑
というのも。
家庭教師の先生から、娘と同い年の子が精神的に病んでしまって、解いたペーパーをハサミで切り刻み始めたという話を伺いました。
恐怖!!!
が、はさみで切り刻むエピソード、
小学受験界隈では耳にするエピソード。
チックもよく聞くよね。
さすがにそこまでは…と思います。
負荷をかけるのは必要なことだと私も思うんですけど、負荷のかけ過ぎはNG。
さらに厄介なのが、難しい問題ができるから、
簡単な問題をやりたがらないという。
実際は難しい問題は独力では解けていないらしく、
簡単な問題も怪しいらしい。
先取りさせるとそういう弊害があるのか〜!!
と目から鱗。
応用、やらせなくてよかったよ。笑
やっぱりうちは基礎から着実にやっていこう…と思いました。
やっぱり人生長いわけで。
受験合格!のゴールに向かって頑張っても、
合格後に失速しちゃう子っていますよね。
今回の話を聞いて、「そういうことか〜」と。
結局「やらされた感」がすごくて、
子供の心が壊れちゃうんだろうな。
反対に「自分がこうしたい!」という気持ちのさきに勉強を頑張って志望校に入った子って、
その後の人生もどんどんいい方向にいくよね。
東大に現役合格でいった友人がそうでした。
現役合格して、留年することなく卒業して、大手商社に入って、出世街道爆進中。
「自分の在りたい姿と、自分が手に入れたいもの」
両方を手にしているから、輝いて見えるのよね。
beingからhavingに広げていった成功例だとおもってます。
小学受験は正直、親のエゴでしかないと思うので、
「受験合格!」を目標にしないことが我家の方針。
5,6歳の子が受けるものなので当日のコンディションも影響するし、単純に試験のできで合否が決まるものじゃないから。
「小学受験の準備過程で得られる経験」こそ、
私は大切だと思うのです。
多分、綺麗事なんだけど、私は綺麗事の中で生きていきたい。笑
その先に「合格」があれば嬉しいけど、「合格」したから必ず人生幸せ、でもないじゃない?
私学の狭い世界のデメリットもあると思うし。
大切な幼少期に、娘が沢山経験して色々な事を考え、感じてくれたら嬉しいなと。
そして親も小学受験を通して親のあり方を学べたらいいな、と。
と、いろんな事を感じた出来事でした。