こんにちは!
今月は、休業してたからもっとブログ更新出来るかなー?と思っていたけど、出来ませんでした^_^;   なんと明日で8月も終わりという…!!
でも、有意義な自粛休業になりましたウインク



最近、母とのLINEのやり取りで、母から送られてきた写真が、SODAアプリでメイクをして外国人風になってる写真で笑いました笑い泣き
まぁ、私の姉と孫が撮ってくれたそうなのですが(^^)


私の母は、一昨年、2018年の11月に、突如、
ほんとに突如、悪性脳腫瘍が見付かり、緊急入院をして、しかも、いきなり既にステージ4という段階で、脳腫瘍の中でも最も悪性と言われている「膠芽腫」だろうという診断を受けました。

昔から風邪もほとんど引かない、体調悪くて寝込むなんてこともほぼなかった母なので、本当に
驚きショックでした…

この「膠芽腫」というのは本当に恐ろしい病気で、2週間で2倍もの大きさにまでなることもある…!ほどの進行が凄まじく速い腫瘍、なのだそうで…



実際、それは最悪なことに本当でした。
手術の予定日を迎えるよりも1週間ほど前に、
急遽、みるみる内に大きくなって悪化したのです。


私は、本来の手術日より1週間前に沖縄を発ち、ちょうど神奈川へ向かっている時に、

「なんだか急に弱ってきていて様子がおかしい」

という連絡を受けました。

これは一時的な急変だっようで、その後またその日は落ち着いたとの事。
私と主人が病院に行ったのは翌日。


病院に着くと、母は、普通に話せる様子でした。

「急にこんなことになっちゃって…」

と…。

母は、私が大急ぎで送ったアロマネックレスをしていました。

入院の話を聞いて、
そしてもしかしたら術後、記憶がなくなってしまう可能性がある…という話も聞いて、

御守り代わりに、琉球ガラスのアロマネックレスをAmazonで見付けて、一旦私のところに送ってから私が持っていく、とかしてる場合ではなかったので、直で実家に届くように手配して、
とにかく私より先に、とりあえずアロマネックレスが届くようにしていたのです。

それを、早速付けていました。

私は、すぐに持ってきたラベンダーの精油をネックレスに仕込みました。

その時、香りは感じていたようです。

「うん、わかるよ、良い香りね、」

と言っていました。

そんな感じで、しばらく会話をして、

「これから検査だから、お昼食べてきたら?」

と言われ、主人と一旦、病室を出ました。


それから1時間もしない内に病院に戻って、
カテーテル検査が終わるのを待っていました。

そして検査から戻ってきたと思ったら…

まさかの…さっきの様子とはガラリと一変した様子で、とても苦しそうで、
ここからが、本当の急変だったのです。。

先生からは、

「脳幹まで腫瘍が圧迫してきています、
進行も我々が思っていたよりも早いです、
今日中に手術をしないと、命が危ないです、」

…と。

一同、えっ、そんなことって…?!

と動揺しました。

本来は、その翌週に癌センターに転院して手術をすることになっていました。

ですが、もうそこまで待っていられる状況ではなくなってしまったのですが、

不幸中の幸い、

うちの病院だったら今夜中に手術準備出来ますよ、

と言って下さったのです。

急だったので、その手術に必要なものが全て揃っていたわけではありません。

その上で、了承して下さるなら、というお話で、

だけど、その時、選択肢なんてもうありませんでした。私の父は、

では、お願いします、

ということで、母は急遽、手術が決行されることになりました。


長い長い、待ち時間を皆で過ごしました。




手術は、全力を尽くして、97%の摘出で、
とりあえず無事に終わりました。
でもすぐに意識が戻るわけではないので、
朦朧としている状態がしばらく続きました。

集中治療室に、順番に様子を見に行って、
ある時、

目を開けた…!

という瞬間は、本当に嬉しかったです。


最初に母が、朦朧とした中で、まだ全然喋れないながらに私に求めてきたことは、

リップを持ってきて、、、

という合図をかろうじてしてきました(笑)



普通の個室の病室に移ってから、夜間せん妄症状が出る、という時期はしばらく家族で順番に寝泊まりしたり、私も安心出来るところまでは沖縄へ戻らずに滞在していました。


集中治療室から出てからは、喋ることは出来るようになりましたが、たまに不思議な発言をしていたのと、幻覚が見えていたり、左側は完全に半身麻痺でした。


私はアロマのトリートメントオイルを用意して、麻痺してる側と、してない側と、出来る範囲で触れられる部位だけでも、トリートメントをしました。麻痺してる側は、当然、触れても感覚はありませんでした。
麻痺してない側も、これ以上ないってくらい、
私の施術人生でこんなにソフトなトリートメントをしたのは初めてでした。

私の中では、ソフトなつもりでも、初回は、 

「もっと弱くていいよ」

と、母に言われました。

えっ!もっと?!
と、正直、驚きました。

そうか…身体が弱り切っている人にとっては、
これぐらいの力でも強く感じるのか…

ということがよく分かりました。

母には、私の施術は、過去に家でアロマテラピーもアーユルヴェーダも何度も施術の練習代にこれまでなってもらっています。

だから、こんなに身体が弱り切ってしまった母を見るのは初めてだったし、ショックでした。


でも、やっぱりこの時も母の身体で勉強させてもらったんですよね。

ほんとに、触れてるだけ、

で充分なんです。



部屋は、個室だったから、アロマデュフューザーも置かせてもらえたので、私は、


夜用に、ラベンダーとオレンジ、

日中用に、ローズマリーとレモン

の精油を用意して香らせました。 


朝と夜の感覚があまりないはず、
でも日中はなるべく寝かせないで欲しい、

と看護師さんに言われたので、


せめて香りで変化を付けよう、と思ったのです。

本人は自覚がなくても、嗅覚がキャッチして、
メリハリを付けられたら…と考えました。


ローズマリーとレモンは、
リフレッシュ系の昼向きの香りで、
ローズマリーなんかは特に、集中力を高めて、
脳を活性化させる作用があるので、もしかしたら良いかな?!
夜は安眠系のラベンダーとオレンジの香りで…
と思ったのです。
シンプルに、アロマの基本精油4種の組み合わせです!


そうそう、記憶がなくなるかもしれない、

というのは、術後すぐにそうなるとは限らなくて、認知症のように徐々に…という可能性がある、との事だったのです。



でも、私の母の記憶は結構しっかりしていて、

個室に移ってから、割とすぐに、

「ねぇ、アロマネックレスしてたわよね?
あれ、今どこにあるの?ラベンダーの。」

目!!


更に驚いたことに、

あとで、もう私が沖縄に戻ってから知ったのですが、私が戻ってから、もっと意識がハッキリしてきてから、姉が母と会話していて分かったらしいのですが、

実は、まだ急変する前、手術前に、
私と主人が病室を訪問したことは、覚えていないそうなのです…ビックリマーク

だけど、琉球ガラスのラベンダーの香りのアロマネックレスのことだけは覚えていたのです目!!
術後の母の記憶にも、しっかり刻まれていたのです…!!



嗅覚の記憶…アロマテラピー効果…

嗅覚は、情動脳とか本能、と言われる人間の古い脳、大脳辺縁系に直通で働きかけてくれる、他の感覚器官とは違う五感の一つ。

大脳辺縁系には、記憶の中枢である海馬が含まれていて、言わば、記憶の図書館、って私は思ってるんだけど、

つまり、そこにラベンダーの香りの記憶が残った、

ということだと思うんです。

視覚や聴覚で捉えられる私と主人の姿、
の記憶は消えていたけれど、
嗅覚で捉えた記憶は残っていた…キラキラ


これってすごくないですか!?


ラベンダーは、認知症にも良いと言われている精油であることは、テレビでも紹介されているので、ご存知の方も多いでしょう。


もうすぐ、母が手術をしてから2年が経ちますが、日常生活には大きな差し支えもなく、
一旦は、放射線治療で全て抜けてしまった髪の毛も、今はまたすっかり生えて、毎月の検査でも再発の兆候は出ていません。

とは言え、もちろん、まだまだ油断は出来ません。


ですが、一つ言えるのは、

母の回復力は、驚異的である!!

ということは間違いないDASH!

学会で発表ものでは?!
と、医療従事者の方には、話すと驚きと共によく言われるぐらい、すごいのです。


驚異的回復力
その1  なんと術後、3週間で許可をもらい映画館へ。父が連れ出したそうですが、まぁ…これはうちの父らしい行動ですね…ショック
(ちなみにボヘミアンラプソディーを見たらしい笑い泣き

その2   1ヶ月で歩行出来るように!!
(母の年代では、すごいスピードだそうです!!)

その3  抗がん剤や放射線治療が始まるも、食欲低下は見られず、むしろ食欲旺盛、体調にも大きな変化なし。


精神力、めちゃくちゃ強いんですよね〜

あと、基本ポジティブ思考。


病気に打ち勝つには、この2つビックリマーク

すっごい大事なんだと思う。



私は、そんな強い母の娘であることを誇りに思います。


いつもありがとうドキドキ


Lei Nani
Misa黄色い花




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