この1年学んだことの一つ
"Salesという仕事とは?"
敢えてsalesという表現にしているのは、営業も販売も含めて議論するからなんだけれど、
こんなに腑に落とさないと出来ない仕事はないと思っている。
今までsalesというと
ニーズのあるところに、
ニーズのあるタイミングで、
相手の状況次第でモノを売るのがsalesだと思っていた。
例えば、今ちょうど化粧品を探していて、肌が荒れてるからニキビ予防したいな~って人に
『はい。アクネケアの化粧水はこれです
』
』『わあ~。ちょうど探してたの!ありがとう』
これがsalesだと思っていた。
でも、これはsalesじゃないんだなぁと気付いた。
会社に居ると毎月予算はこれくらい。売ってきて~ってなるとなかなかこのタイミングあって、ニーズが顕在化しててなんて人とは出会えないわけで。
そこで私はずっと悩んでしまったわけです



『お客さんのために働きたいのになんで会社都合でモノを売らなきゃならないんだ』と。
これが大きな間違い。というか営業無理だわという人の大半なのかもなーと思う。
こういう状況の時に、いかにお客さんに気持ち良くお金を出そうと思ってもらえるかがsalesスキルなんです

これは経営やってみて、気付けたことのひとつかもしれない。
貰ったお金で、
人の雇用を生み出し、
国に税金を納め、
サービスを拡大させてよりよくしていき、
世の中に価値を提供しようとする。
これの為に貰っちゃいけない、稼いじゃいけないお金なんてないと思ってる。
だから払ってくれるお客さんからお金を取るのって何も悪い事じゃないなと思う。
もちろん法を犯したり、騙したりして取るお金は別だけど。
だからこそ気持ち良く払ってもらう仕事がsales。
しかもそれは、
プロダクトに払ってもらう感覚の時もあれば、
私自身に任せたいと思っての時もあれば、
プロダクトが世の中に提供したい価値にの時もあるし、さまざまだと思うの。
でも経営もやって、営業もやって、マーケもやってる私から言わせれば、何かだけ突出してても良くないと思っている。
ソニーとかがよく問題視されて取り上げられるあれ。というか、今の日本のトレンドですらあるんだけど、商品良いけど、営業が悪いとか。
商品良くて営業もいいけど、市場分析が出来ていないとか。
そもそも日本は高度経済成長期に技術が磨かれて、プロダクトで世界的にも認められるようになった。
そのあと営業が一生懸命、その商品を売り、おもてなしの面でも世界的評価が高かった。
けど、なんで今だめなの?っていうとそれに胡座かいていて、市場分析が出来ていなかったり、仕組みの部分が弱かったり、スピード感がなかったり、そんな事でどんどん世界からおいてけぼりになってしまっているよね。
で、何が言いたいかというと、
salesという仕事は無くならないけど、
今後絶対今と同じやり方なわけがないという事。
日々変化していかないと淘汰されていくはずだから、まずは①人にモノを売って利益を生むのはとっても良いこと。ここに疑問も持つ必要なし。持つなら自分の営業スキルをまず見直して!
プロダクトに自分を寄せることも大切。
②プロダクトにだけフォーカスして売れる時代はもう終わっている。よく付加価値とかいうけど、レッドオーシャンなのは仕方ないので、その中でのブルーオーシャンを探すのが大切。坂本さんの言葉でいうと参入障壁
(これはうちの会議の議題でもよく上がるけど、エッヂのきいていて、普通ではあり得ないことがコアコンピタンスになり得る。でもなかなか考えて思いつくものでもない。ないからこそリスクヘッジ。リスクヘッジとは日々勉強。日々考えるにつきる)
③そしてsalesもただモノ売るだけでなく、プログラミングも出来て、経営も出来て、マーケも出来るくらいでないと生き残れない。
これが私の見解です。
別の話もぐだぐだ書いてしまったけどこんな感じかなぁ



まだ日々気付いたりしたことで語りたいテーマはたくさんあるっ!

