続きます。

 

どうもコンタックスのことになると書くことが多い・・・

 

で、本日レンズとアダプター到着。

さっそくアダプターセットしてみる。

 

ん?うまくレンズが装着できない???

そう、G1のレンズは躯体ごとはめ込んではいけないのです。

赤印をあわせて、マウントにレンズをおいて、黒いプラスチック部分はそのままに、

銅鏡だけまわしてはめ込むんです。  すっかり忘れていました

 

 で、使ってみると・・・

ん?これオーバーINFになるよ!!

レンズ自体の無限遠を超えてアダプターのリングが回ってしまう。

それもけっこうな移動量・・・

これはINFに届かないよりはましなので、アダプターは問題ないのです。

 

 元々、G1レンズはAF用なので、一般的なレンズのように

距離目盛が刻印されていません。

 入手前にそれをどうするか考えていたところでした。

 

 アダプターはレンズ装着しなければピントリングは永遠に回す

ことができます。

うーん、アダプターの回転リングはレンズを脱着するごとにその

位置は変わってしまう。

 

そこで

・元々、このレンズしか使うつもりは無いし、

アダプターも安いので、ビオゴン28mmレンズ専用アダプターにする。

(=ピントリングの回転位置はずっとかわらない)

 

・アンリカルティエブレッソンを見習って、

使う距離のピントリング上にマニキュアを塗ってわかりやすくする。

 

という結論に達しました。

さっそく100均にマニキュアを買いにいきます。

ついでにちょっとだけ試写も。

 

 レンズをアダプターにセットした状態で、

まずINFを合わせてピントリング上に印をします。

次によく使う距離5mで印をつけます。

そして1m位置、最短はピントリングが止まる位置とイコールなので

そこも印付け。

 距離計はキヤノンセブンがちょうど使うように出してあったので

レンズを付けて、希望の距離からの位置にピントをあわせて

おなじように、α7RIIに取り付けたアダプターのピントリング上に

印をつけます。

 

 アダプター上のINFに塗り(誤作動見分けのため)

実測上のINFに塗り

5m上に塗り

1m上に塗り、

アダプター上の最短に塗り

 

こんな感じにしてみました。

ほんとは3mにも塗りたかったのですが、

このレンズの繰り出し量の3-5m間は、わずかな移動量しかなかったので

5m基準にしました。

これから重ね塗りをして、最後にエナメルコートをしてみます。





 

基本的に、28mmレンズはパンフォーカスで撮るので、

基準値の5m位置さえあっていればOKなのです。

 

都度ピントを合わせればよいのでは?

と思う方がいるかもしれませんが

それではシャッターを切るタイミングが遅すぎるのです。

 で、一応完成。

 

肝心の写りはお買い物ついでにちょっとだけ使ってみた。

 

 

 モニター上で撮ったときからわかりましたが、

やはりビオゴンですね。

デジタルでとってもまったく同じ色味と描写です。

 

 このレンズは、良く写りますが

一眼レフ用のツァイスレンズとは違って

硬い写りをします。

色味はやや濃いめだけどいやみじゃない自然な写り。

優等生ですね。

 

フードなしで逆行ぎみにとっていますが、

フレアも出ていない。マウントアダプター内面の

光る部分が気になっていたけど大丈夫そうですね。

現代的なレンズです。

 

昔使っていたときと同じ感想で、

懐かしくなりました。

今見ると、アンダーのつぶれ方は悪くないですね。

フィルムで撮っていたときはアンダーのつぶれ方が

けっこう急で気になっていたとの思い出しました。

 

但し、α7RIIでも周辺光量は少し落ちますね。

(フィルムで撮るとこうはならない)

このへんが、今でも値段が安い理由かな。

でもこれは使いようでなんとでもなるので。

あれだけ大きくて丸い後ろ玉をデジタルで使うと

やはりちょっと無理があるんでしょうね。

 

 写りは良いし、デジタルで使えるし、

なによりもビオゴンだし、いうことないです。

α7RIIにはお似合いのレンズで気に入りました。