いつも読んで頂きありがとうございます。

 

この時期にしては最近、雨が多いですね。

乾燥のシーズンからは脱出しました。

咽頭が弱い私には嬉しいです。

 

 

珍しい地植えの藤の花。

 

 

ご高齢者の脊椎圧迫骨折に多いこと

 

元々、腰痛がある、ご高齢者様(うつ伏せ不可)

 

①仰向けで骨盤周辺(腸腰筋等)の緊張緩和

②股関節の調節

③横向きのマッサージ

④座った状態での脊柱の調整

 

よくあるケースでは、

痛みが回復してきて、気力も取り戻しつつあり、

良かったなぁ。と思っていた矢先の転倒。

 

転倒注意の声掛けはしていても、

どうしても防ぎきることはできません。

好きで転ぶ人はいませんので、

残念としか言いようがないです。

 

※転倒後に痛みが酷い時は我慢せずに

直ぐに医療機関を受診してください。

 

 

数日間経過していても痛みが引く様子がないこと、

何よりお会いした時、顔の表情がこれまでとは違うこと、

 

このような場合は

圧迫骨折の疑いがあるので患部には触らずに

直ぐに受診をして頂くようにお声掛けをします。。

 

受診の結果、圧迫骨折だった場合、

 

最低1カ月程度は患部には触れません。

 

ですが、体幹(胴体)のマッサージは無理でも、

手足の関節が固くならないように、足が浮腫まないように、

 

なにより本人が訪問マッサージを希望しているので

継続して欲しいと、ご依頼を頂くことが多くあり、

 

嬉しさ半面、責任の重さを実感させられます。

 

関節拘縮や浮腫みの改善以外にも

ご本人が訪問を希望されているということに

何かきっと意味があると思うのです。

 

何を期待されているか、

期待に沿うことができるか、

今、施術以外にも何ができるか。

 

私でなくても、

人の身体に触る仕事をしている人間は

きっと皆、同じことを考えると思います。

 

私がメインにしているのは、

ご高齢者、難病の方の訪問マッサージ

 

特に、自宅訪問の場合は、

ご本人だけの問題ではなく、

ご家族にも大きく影響がでます。

 

意思疎通ができる方の場合は、

激しい痛み不安後悔罪悪感自信低下

心の中がグチャグチャになってる方が多いです。

 

骨折直後の痛みは、どうにもできません。

その他は少しは和らげることができます。

 

自宅訪問の場合は

ご家族に、これまでの経験から得た

対処法などの情報を、お伝えし、

一人で悩んだり抱え込んだりすること

無いように努めます。

 

施術側の私の願いは

気力低下を少しでも食い止めたい。

 

これまでの経験で

ご高齢の方の気力低下は

更なる悪循環を招く危険性があり、

何としても少しでも食い止めたいのです。