ハリポタの中でもアイデアが光る教科書シリーズ。
今回は、闇の魔術に対する防衛術の授業です。
次々と担当してくれる先生が変わる、呪われた授業。今回は、マッドアイ・ムーディーが担当なので、『炎のゴブレット』時のものですね
本は黒地に金文字で、他の本に比べて高級感がある。
防衛の呪文を学ぶだけあって、他の授業にはないスキルが試されそう。その意味でも、他とは少し違った雰囲気の色彩になっている。
表紙デザインはこんな感じ。
しれーっとオオカミが描かれてますが、まさかルーピン先生意識でしょうか。
付属のミニフィグはこちら。
ハーマイオニー、ネビル、そしてムーディー先生。
トルソは短めのものですが、可動します。
顔つきも大人びている。前に発売された4セットから、キャラクターの成長を感じますね。
それでは、授業を作っていきましょう。
まず本を開き、
コンパクトに収められたものたちを出して並べていく。
あとはミニフィグを配置すれば、
闇の魔術に対する防衛術!
本のガワ(壁になっている部分)よりも左右に広く伸びる造形が素晴らしい。変身術や妖精の呪文とはまた違った雰囲気が楽しめます。
小物も充実。ステッカーによる表現も多い。
まず、ムーディー先生側から。
黒板が渋い! 全体的に茶色を基調としており、それが壁の黒によく合う。
こちら側の壁には、奇妙な目であったり、「許されざる呪文」の犠牲になる可哀想な蜘蛛であったりと、授業に使うであろうものたちが並んでいる。
さらにこっちにもアーチで区切られた壁があって
研究室のようになっている。
二重三重の構えが、慎重なムーディー先生っぽいかも知れません。
色んなところに所狭しと小物が置いてある感も好きですねー。
あれこれ、探してみたくなる。
そしてムーディー先生といえば、このトランク。
そうでしたね。『炎のゴブレット』では、バーディー・クラウチ・ジュニアがムーディーに化けていました。
そして本物のムーディーはトランクの中に閉じ込められていました。
ここまで再現してくれるか(笑)
教科書シリーズは、ホグワーツの日常を体感させてくれるシリーズだと思ってましたが、これに関しては完全に本筋の展開と直結していますね。
教科書には、闇の印についての解説が。
LEGOの細部へのこだわりや目配せ、本当にすごいんだな。感心させられました。
この収納美人感が、気持ち良いですね。教科書シリーズはギミックにしてもデザインにしても、すごく面白いところの多いシリーズだと思います。
映画でも何回か、実際のビジュアルが出てきたはずですが、担当が毎回変わっていたからか、確定したカラーがない印象ですね。
今回はマッドアイの授業でしたが、これがルーピン先生だったら、あるいはロックハートだったら、また違った雰囲気になったかもしれない。個人的には、色んな魔法生物を紹介しながらその対処法を実験的に勉強させてくれるルーピン先生の授業か、今回のマッドアイ・ムーディーの戦闘特化型授業が好きです。で、ルーピン先生の授業は一度セット化してるんでね。今回は、この人選しかなかったと思います。
ハリポタのセットを組むのは久しぶりでしたが、とても楽しかったですよ!