こんにちは。今日は3月10日、日曜日です。
明日は、あの震災が起きた日です。
あの日のことを思い出してみると・・・
わたしは出張で、会社の男性2人と東京近郊に行っていました。地震は、仕事も終わった帰り道に起きました。
車に乗っていると、揺れは徐々に大きくなり、普段ならもう揺れが止まるというぐらい経っても、一向に収まるどころか、ますます強くなりました。
しまいには、車が倒れるほど大きく左右にぐらぐらと傾きます。もう、ドアを開けて下りることもできません。
思わず窓を開けると、電線が空気を裂いてビュビュン鳴り、道路標識が音を立て、民家の瓦が落ちて塀が倒れるのが見えました。
3人とも、足を踏ん張って耐えるのが精一杯。
揺れが収まって外に出ると、道路はひび割れ、橋のつなぎ目には段差ができていました。地面が揺れたためでしょう。広範囲に埃が立って、遠くは見えませんでした。
もう、平常心ではいられません。世界の秩序が壊れてしまったような。
とにかく、大変なことが起きたことは、はっきり分かりました。
そして夜に。
信号も何もかも、停電していました。
すさまじい渋滞が続いていました。
どうにかトイレの使えるコンビニに寄りながら・・・
誰もが食べ物と水、懐中電灯、電池を買っていました。
そして自宅に着いたのは、深夜の3時。
地震そのものも大変だったけど、一番びっくりしたのは・・・
テレビで見た津波の映像です。
地を這うように襲ってくる瓦礫まじりの海水、逃げまどう車、海水に飲み込まれる街・・・
これはおそらく、日本国民が初めて見た実際の津波の姿ではなかったでしょうか。
津波って、単に大きい波が来ると思っていたわたしは、言葉が出ませんでした。ただ、涙が出るばかり。
それから、原発事故。
地震だけだったら、皆で力を合わせて復興に向けてがんばろう って思えたに違いないのに、放射性廃棄物の処理やら帰宅困難地域やら・・・
廃炉なんて、40年で終わるわけがない。
やりきれない怒りと虚無感が、日本を覆っていると思うのはわたしだけでしょうか。
「Under Controll」なんて、よく言えたものだと思います。
こんな厄介な原発なんて、要らない! それで不便になってもいい。本当にそう思います。
今日からも、前向きに生きていこうと思います。
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