呼吸、浅くなっていませんか。
時間に急かされながら、
何かを調べていたり、
あれこれ考えているとき。
気づけば肩に力が入っていて、
呼吸も浅くなっていることがあります。
呼吸が浅い状態が続くと、
体はずっと軽い緊張モードのままになります。
本来、呼吸は
酸素を取り入れて、二酸化炭素を外に出すことで、
体の巡りを保つ大切な働き。
でも浅くなると、
この入れ替えがうまくいかず、
・血流が滞る
・筋肉がこわばる
・自律神経が乱れやすくなる
そんな状態につながっていきます。
その結果、
・肩こりや冷え
・なんとなくの不調
・考えすぎや不安感
・眠りの浅さ
として現れることもあります。
薬膳では、こうした状態を
「気滞(きたい)」と呼びます。
気の巡りがスムーズでなくなり、
体や心に“詰まり”が生まれている状態。
イライラしやすかったり、
ため息が増えたり、
胸のあたりがスッキリしない感覚も、
この気滞のサインです。
では、どう整えるか。
まずは、とてもシンプルに。
深く息を吸って、ゆっくり吐く。
呼吸が深くなると、
酸素がしっかり体に届き、
滞っていた巡りが少しずつ動き出します。
すると、
・血流がよくなり、体が温まりやすくなる
・筋肉のこわばりがゆるむ
・自律神経が整いやすくなる
・気持ちが落ち着き、思考がクリアになる
そんな変化が起こってきます。
そしてもうひとつ、
食事からも巡りを助けることができます。
気滞のときにおすすめなのは、
「香りのある食材」。
・しそ
・柑橘類(みかん、ゆず、レモン)
・玉ねぎ
・春菊
・ジャスミン茶
これらは、
滞った気をやさしく動かしてくれる働きがあります。
アラフィフの体は、
がんばることで整えるよりも、
巡りを良くして“ゆるめる”ことが大切
呼吸を整えること。
食で巡りを助けること。
どちらも、
今の自分にできる、やさしい養生です。
さいごに
気づいたときでいいので、
少しだけ、呼吸に意識を向けてみてください。
ゆっくり吸って、
ゆっくり吐く。
それだけでも、
体と心は、少しずつ整っていきます。
今日は、ほんの少しだけ、
深く息をしてみませんか
