スタッカートの練習
これは実に奥深くて、しっかり考えてやればとても有益な練習方法です。
目的によって色々な練習方法がありますが…
私が一番お勧めしたいのは
PPで、ただし打鍵のスピードが遅くならないでスタッカッティシモでやることです。
大抵はPPでスタッカートをやると緩い音になりがちなのですが、集中してコンパクトな動きで鋭いPPにすることで、絶大な効果が得られます。
やってみていただけたらわかると思いますが、これは全身の筋肉の連動を感じると思います。
ハノンの48番 おすすめです。
これをスタッカートではなく綺麗にレガートに弾けるように練習することです。
手首の練習とありますが、手首は何も動かそうとしてはいけません。能動ではなく受動です。楽な状態を保ってください。
それでいて肩、背中から細かく、止まらないように動かします。
掌はなんとなく3度、6度の型を少しだけ作っておき、それ以上指を動かしたりはしません
スタッカートにせず、なるべくレガートに聴こえるように美しく弾く練習をすると鍵盤のクッション、浮力を感じられるようになります。
繊細なコントロールができるようになります。
個人差はありますが、劇的に変わりますよ。
良いレッスンとは?
押し付けても
押し切ってもいけないのだなと
本名から痛感する毎日です。(押切!!)
最近よく考えているのが
レッスンから帰ってすぐピアノが弾きたくなる
というのが良いレッスンなのでは?
と思います。
保護者様からそういった報告を聞くときはとても嬉しいです🥺
あと
ピアノの具体的な指導は私は割と得意ではあるのですが…
生徒のメンタルを考えて、その時のモチベーションを高めてあげれることの方がよっぽど大事だなと
最近は特に痛感しております。
ピアノ教師は1対1で人と向き合う仕事です。
ピアノのことばかり見て、その人を見てない
なんてことがないようにしないといけません。
自戒の念をこめて