空き時間や待ち時間に、ぽちぽちと読書をしています。
もともとすんごい本好きで、本に埋もれて死ねるなら本望だと思っていた時期すらあったぐらいで(実際、地震でそうやって亡くなった方が何人もいらっしゃる今となっては不謹慎かつ一番なりたくない状況ですが)

じっくり腰を据えて読めないので、最近ではあまり読みませんが、それでも常に1冊は持ち歩いている状況です。(以前は2冊。翻訳物と日本人が書いたものの2冊を交互に読んでいました)

で、今は「花子とアン」の原案になった「アンのゆりかご」を読んでいます。
ドラマと同じところもあり、かなり変えられているところもあり・・・。

妹さんの子を養子にするあたりで、現代人は抵抗があるようですが、戦後間もなくぐらいまでの日本では、よくあることで、うちの祖父の祖父だか、父だかも養子らしいです。

以前の戸籍制度の在り方にもよるのですが、男子でないと戸籍が継げなかったり、一族皆筆頭者の戸籍に入っていたり(この制度により、「戸籍が汚れる」だの「うちの籍には入れない」だのという発想と発言が今もひそかに存在している。ありえないのに!)
ということもあり、もらいっこだの親戚からの養子だの兄弟の子をもらうだのは普通に行われていたことでした。
しかも、今と違って割と普通にぽこぽこ生まれていた時代でもあったんですよね~。だからこその、結婚して3年子どもが出来なければ、石女(うまずめって読むの、ご存知ですか?すごい言葉ですよね!)といって実家に送り返されていたんですよ~~~

おそろしいですね~~~今の時代に生まれて、本当に幸せだと思います。

脱線しましたが、読書も後半に差し掛かり、数日でドラマに追いつきました。
いよいよアンの本が出てきて、こっそり自宅で翻訳をし、防空壕へ行くたびに抱えて避難するというあたりまで差し掛かってます。

後半になると一気に加速する読書スピード!
多分この週末で読み終えます。