ひとりで注射されて4時間暇つぶしして30分じっとあおむけ、はつらいしつまらないので、
murさんと予約を続けてとってもらい、術後1年目の骨シンチ。
 私の通っている病院には骨シンチがないので、隣の病院へ。
 受付まで行ってから、タイに保険証も忘れてきていることに気づいた。

 では本日は自費でよろしいですか。

 骨シンチは3割負担で16000円。
 だめに決まってますあせる

 同じ職場なんです。
 murさんが説得してくれたおかげで、職場へ電話してもらい、保険証があることを確認してもらうことができた。
 murさん、ありがとう。

右矢印

 注射の部屋にあらわれたのは、白髪の先生。
 どこかで見たことがある。
 あーっ叫び
 1年前、超音波検査をして、だいじょうぶだと思うよと言っていたあの先生だっガーン
 ぜんぜんだいじょうぶじゃなかったのに...。
 だいじょうぶだろうか。
 血管がない、とつぶやく先生に、抗がん剤はここからやってましたっと場所を指定、無事に注射してもらえた。

 murさんの注射も終わり、お昼を食べに行く。
 雑貨屋さんも見たりして、服も1枚買った。

 病院にもどると、ロビーに焼き芋屋さんがいた。
 もしも私がこの病院に入院したら、お見舞いは焼き芋おねがいしますニコニコなどと言ったりしているうちに、撮影の時間。
 出てくると、murさんが焼き芋を買ってくれていた。
 murさん、ありがとう。

 できあがった写真をもらって会計を終えると、もうすっかり夕方。
 自分の骸骨を見てみたくて、
というよりほんとうは黒いところがないか気になってしかたなくて、
こっそり写真をのぞいてみた。
 自分の骸骨を見る、というのは不思議な気分。

 夜は、murさん、murさんのだんなさん、mkちゃんとごはん。
 写真を見てもらうのは2週間後。
 私の骸骨もmurさんの骸骨もきれいだといいなあ。