
能の音声収録です。
本舞台から左に延びている通路(橋掛かりって言います)を舞台側から客席に向かって撮っています。
舞台に上がれるのは、演者とスタッフだけですね。

そして、足袋。

能舞台には、足袋でしか上がってはいけません。
靴下や裸足では、足の油分が板に付いちゃうからです。
デニムに足袋、へんな取り合わせです。σ(^_^;)
さて、一つ上の写真の中に収録用のマイクが仕込んであります。
ど~こだ?

橋掛かりの勾欄(こうらん、欄干の事です。)の下、U字型パーツの真ん中の丸いのがマイクです。
指と比べると、メチャクチャ小さい事がわかりますよね。
伝統的な舞台なので、お客さんからはマイクが見えない様にしなくてはなりません。
こっそりと、こんなマイクを4個仕込んで収録しました。
ヨォ~っ!ポン! のポンは小鼓。
大鼓は、カ~~ン!って高くて硬い音が出ます。
今日の大鼓はイイ音してたなぁ

