仕事で忙しかったため、今更やっと例の動画やNAVERまとめを拝見しました。
ネット上でサリンガステロを公表した人間、そして在特会の連中。彼らの今日の行為は、夢に恵まれていたはずの秋葉原に多大なる混乱をもたらしました。
先週、ツイッターでこう言ったことがあります。
「秋葉原は世界の若者たちに夢を与える、実にありがたい街である。そういった大切な場所でレイシズムとかヘイトとか聞かれてたまるもんか。絶対許してはいけない。」
御存じであろうと思いますが、この内容な当時レイシズムデモを企画していた在特会を糾弾するものであって、世界の若者たちが通っている街の真ん中で、特定の国籍や民族を嫌がったり言いけなす行為は、その街に訪れてくれる様々な国の方々に多大なる迷惑であるんだろうと思い、深く考えてから作成したものです。
しかし在特会は、ついにその大事な街でやってはいけないことをやってしまいました。在日コリアンや韓国人・中国人に対した差別的な発言を連発したり、それを批判する人々に罵倒や暴言を加えたり、やがては暴力さえ加えました。何とヘイト行為に反対する女性の首をしめたりした男性もあったようですが、これは彼らの下品さを見事に表していると思います。
勿論、表現の自由は民衆国家の国民が持てる、最も重要な権利です。しかし僕はその聖なる権利を、無実な人々を攻撃する手段として行使する人間を軽蔑します。しかもそういった行為を秋葉原で行うことで、「オタク=ネトウヨ」という偏見が助長される恐れもあります。
幸い今回のデモでは、レイシズムに反対する側の方々もオタクに対した誤解まじりの発言はしなかったようですが、とにかく今度からも、こういったことが秋葉原では二度と起こらないようにお祈り申し上げます。