トレーニングでの基本コマンドは、座れ、伏せ、待て、
つけ、そして呼び戻しとアイコンタクトですが
これらに加えて教えておいて欲しい必須コマンドがあります。
それは『LEAVE  IT』。
意味としては「構うな」とか「放っておきなさい」ですが
要は『目を反らしなさい』というコマンドです。

お散歩中に他犬とか猫とか自転車とか
道端に落ちている食べ物とかに異常な反応を示す犬は多いです。
興味のある物を見つけたとき、まず犬がするのはガン見です。
いわゆるロックオンというやつですね。
ただ見てるだけに思えても集中して見続けることで
興奮レベルは、どんどん上っていきます。
興奮レベルが上がれば吠えたり暴れたりとなって
そこまでいってしまうと、もう飼い主の声は聞こえません。

ですから、その前にLEAVE ITで視線を外させることで
クールダウンもすんなり可能になって
飼い主の声も、しっかり聞けるようにしてあげるんです。

教えかたは簡単です。
大好きなオヤツなどを犬に見せると、当然じーっとオヤツを見つめますよね。
そうやって、じーっと見つめているときにLEAVE ITのコマンドを出して
犬のお尻を指でツン!と突っつくなどして視線を外す補助をしてあげます。
犬がオヤツから目を反らした瞬間にオヤツをあげるを繰り返して
LEAVE IT=目を反らす事という意味を教えていきます。
少しずつ補助を減らして最終的にはLEAVE ITと言われたら
即座に視線を外すように根気良く教えてあげて下さい。




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