み~ゆの恋愛小説

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現在は『Our days』、『ソラモノガタリ』を更新しています!

恋愛小説を書いています。



現在は『ソラモノガタリ』を更新していますラブラブ










                

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『Our days』*54【モエ】(12)





▼*震えた感情





【モエside】




うずくまって泣いているときだった


すぐそこで聞き覚えのある声が聞こえた




「モエを傷つけといて!!なんでお前がそんな顔してんだよ!!答えろよ!!おい!!」




…ウミ?


なんでウミがここに…?



そして一番びっくりしているのは


ウミがトモヤ君を怒鳴っていること。



なんで…


なんで…



さっきまでの私だったらきっと


ウミの前に行って


「トモヤ君は悪くない」って言ってたと思う。


今だって言いたい


でも




「””もう二度と関わるな。近づくな”””」


さっきの言葉がずっと頭に響いて


苦しくて


足が動かないよ…ッ



なんでそんなに君は突き放すの


そして…君は私の言葉に何故かすごく反応した


いつもより少しきつい言い方だったけど


あそこまで突き放すほどのものではなかったと思う




だから


私の言った内容に何かあるんだよね…




ああ…


頭がとても痛い…




…教室…戻ろう……


そして私はふらふらと体がふらついたまま教室へ戻った





教室へ戻るとみんなが心配した顔でこっちを見た


「…モエ…」



『あ…』



そこにはユリちゃんがいた。




「…モエ。なんで目そんな腫れてるの…」


『ッ……』


「何か…言われたの?」


『……違うッ』


「じゃあなんで…――」



『目にゴミが入っただけ…』



「嘘つかないでよ」



『…』




すると今度は周りの人が集まってきた



「モエ…大丈夫…?トモヤ君ひどいよねー!」



えっ…



「んなー!俺最初見たときからあいつ無理って思ってたわww」



ちょっとっ…



「ねえ?あいつハブしない?モエ傷つけるとか有り得ない。」



「賛成ー!!」




やめて…


やめて…


やめて…


トモヤ君は何も悪くない…ッ



「次あいつ教室来たら追い出しコールとかしちゃう?www」



『…やめて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



「「「ッ・・・・!!」」」



『…トモヤ君は何も悪くないの!!!!だから!!!!!そんなこと言わないで!!!』



「モエ…」



『私がっ…勝手に泣いただけっ…私が弱かっただけ…ッ…だから!!やめて!!』



「…」



しばらく沈黙が続き


みんなは納得してくれた






―と思ったのに…





続く




『Our days』*53【モエ】(11)






▼*分かってはいたけど





「…………そういうの無理―――――――…気持ち悪い。」





『…えっ?』





私はトモヤ君に告白した。告白するつもりなんてこれっぽっちもなかったけど


今しかないと思った。だから言った。





…でも





『……。』



やっぱりダメだった。




「………」




『…あ、あははは!や、やっぱり…ダメだったねえ!!!』




「………」




『まあ!最初から分かってたけどね…!分かってた…分かってたけどっ…』




何かを無理に喋るたび


私の声は震えてゆき


―ついに「涙」が溢れてきた





…やだなあ…


これじゃあ私………


何も変わってないじゃんッ…




「………」




ねえ


トモヤ君


そんな顔しないでよ




笑ってよ


昔みたいにッ……


ねえッ…





『……なんでそんな顔してんのさッ……』




小さく、震えた声でそっと私はつぶやいた。




「………ッ……」





『…そんな顔されるくらいなら!!!…いつもの無表情の方がマシッ…!!!

 やめてよ!ッ……』




初めてトモヤ君に向かって叫んだ



そしてこの言葉は廊下中に響いた。





そしてトモヤ君は肩をびくっと反応した。



…えっ?



なにっ……?




『………?ト…モヤく――――…』




「……………もう二度と俺に関わるな。もう近づくな………」




『えっ…あっ…………』




そしてトモヤ君はまたどこかへ行ってしまった


そして最後にみたトモヤ君の顔は…


――今にも消えてしまいそうな顔をしていた。



………



…分からない


…分からない




『っっ……』



私…トモヤ君のこと何も分からない。


ちょっとは…距離が縮んだって思ったけど、勘違いだったのかな…


縮んだって言っても結局振られちゃったけどね…





ねえ


ねえ


トモヤ君はどうして笑わなくなったの


どうして辛い顔をしてるの…



…どうして……こんなに遠ざけるの………壁をつくるの……?





『…もう…わかんない!!!!!!わかんないよ!!!!!!!!!!!!』




私は叫んだ。


ただただ


泣いて


泣いて


泣いて


泣いて




頭は真っ白で


涙はとまんなくて






私……


こんなにおかしくなっちゃうほど



トモヤ君のこと……



好きだったんだね……






続く





『Our days』*52 【ウミ】(5)






▼*気持ち





【ウミside】




俺はしばらくボーッとしていた


もちろん頭の中はさっきのことだらけ…




モエ…告白してたな…




正直二人の会話でそこしか聞こえなかった。


後半は俺が頭真っ白になって何も分からなかった



トモヤは告白に対してなんて言ったのだろう


でもきっと振ったんだろうな。振ったりしなかったら…




モエはあんな泣いてなかったよな…




モエのあの泣き顔を思い出すたびに胸が切なくなる


だが…正直それより俺はトモヤの表情のほうが頭から離れなかった





あの…今にも消えてなくなりそうな…切なそうな顔


モエのこと振るのが嫌だったとか…?いや意味わかんねーよな。



じゃあなんだ…?




『……』




ああああああもう!



頭がごちゃごちゃしすぎて訳わかんねえ…



モエ…今どんな気持ちかな…



俺…泣いているお前の傍にいれなかった…



それが悔しくて


悔しくて




…苦しい…





続く

『Our days』*51 【ウミ】(4)





▼*辛い







トモヤを殴ろうと思ったが



俺はトモヤの表情を見て静かに腕をおろした。




『……なんでそんな顔してんだよ』




「………」




『おいっ……!』






きっとトモヤ本人も今の自分の表情に気づいてないだろう



『……モエを傷つけといて、なんでお前がそんな顔してんだよ!!!おい!!

 答えろよ!!!!!』





「………」




トモヤは何も答えない。ただ目を逸らすだけ。


なんだってんだよ…


意味わかんねーよ…





そしてトモヤは結局何も言わず


俺の後ろを通り過ぎた。


ここから上って屋上……だよな……




あいつなんでいっつも屋上にいるんだろ


今だけじゃない。


授業中も、休み時間も、昼休みも、放課後も


ずっと…



っていっても実際に俺が屋上に行って見たわけじゃないけど


ただいっつも屋上への階段へ登っていくところを見るだけ。




……何か理由があるのか?





気になったけどどうせ聞いたって何も答えてくれないだろうし


俺はその疑問を心の奥にしまった。




あっ…


そういえばモエはっ…




階段の傍を見ると、もうそこにはモエはいなくて


おそらく教室に戻ったんだろう




あいつ…大丈夫かな…






続く




『Our days』*50 【ウミ】(3)





▼*痛い






【ウミside】




俺は気づけば二人を追いかけてた


そしてしばらく探して俺は二人を見つけた。




二人は人気のない階段の裏らへんに居た。


そして俺は二人にバレないように階段にしゃがみこんだ




盗み聞きなんて最低だって分かってる


でも…



でも…




頭より


気持ちより


体が勝手に動くんだ




…少し罪悪感をわきながら俺は耳を傾ける


そして聞こえてしまったんだ


たった一言が





「……――――――――――トモヤ君が好きだから」





もちろんこんなことを言うのはモエしかいなかった。


何今更傷ついてんだよ俺



モエがトモヤのこと好きなんて前から知ってたじゃないか


なのに…







なんて顔してんだよ俺


なんでこんな歯食いしばって…眉間にシワ寄せて…



―今にも泣きそうな顔してんだよ




もうほかの声は耳に入ってこなかった


そして気づけばトモヤはモエから離れようとしてた





そしてトモヤが向かう先は俺のいる階段と通ろうとしていた


でも逃げようと隠れようとしても足が動かなくて…




「……。」



トモヤは俺に気づく。


俺を見た瞬間少し驚いた顔をしたがすぐにいつもの無表情へと戻った


そしてトモヤは今俺の目の前にいる。


喋ったことないから気まずいとかそんなこと一切浮かばなかった





『………っ』




ただ


ただ


ただ…



無償に腹が立った



「うっ…うぅっ…」



…えっ?



階段のすぐ傍でしゃがみこんで泣いているモエが見えた。


そして俺はさらにさらにと頭にきた






『ッッッ!!!!!!……お前!!!!』



俺は怒りにあふれてトモヤを殴ろうとしたけど





……



できなかった。





なんで


なんで


なんで




お前…


トモヤ……


なんでそんなツラそうな顔してんだよ…





続く






こんにちは!(´▽`)



み~ゆです!お久々です!



いやあ…なかなか月2の更新はきついですね…あせる



早速できませんでした…汗




只今私は夏休み(ていっても受験生…)なので


さすがに毎日は無理ですが、できるだけ更新していきたいと思います!



これで大事なお知らせが2つ!!






1つ目!!



【ウミのお話について】




普通『Our days』は 1人の話を10話ずつ進めていきます!


ですがウミは重要人物の一人ではありますが


メインではないのです。



なのでウミは5話ずつにしたいと思います


これからそのようなキャラがウミ以外にもいっぱい出てくると思います


なのでその時もウミと同じく10話ずつではなくなったりしますので


「あれ?なんで10話ずつじゃないの?」とか思わないでください!!( ̄◇ ̄;)w





そして2つめ!これ重要です!!



【サユリの設定】




現在サユリは主人公であります。


これから主人公だってことは変わりませんが


過去と現在の設定を少し変えたいと思います



現在はサユリはイジメに遭って…という設定です(詳しくはネタバレになるのでこれくらいで)


イジメられてたことは変えませんが一つ設定を増やしたいと思います。




サユリは他に過去にいろいろあって(いろいろはまたこれから分かっていきます)


男性恐怖症(人間恐怖症でもあるが男性が特に恐怖がひどい)という設定を増やしたいと


思います。これから『Our days』を読む人はこれを読まないといろいろややこしくなると


思うので絶対この記事が読んでおいてください!!お願いしますm(_ _)m




小説の内容は、恐怖症のところを入れれそうなところがあれば編集で


入れたいと思います!それとまた時間があるときに…汗




ここまで読んでくださった方ありがとうございました!


受験でこれからさらに更新率が低下していくと思いますが


受験が終わったらもう死ぬほど更新しますので…ww


では!!!




また何か質問があればくださいノシ

『Our days』*49 【ウミ】(2)






▼*突然



【ウミside】





ある日のことだった。



今日も俺の好きな子、モエは””あいつ””。トモヤのことばかり。



いつもはただただモエの親友のユリに相談や妄想を一方的に話してて終わった





―でも今日は違った





モエが大声で「トモヤ君と仲良くなりたい」って言った瞬間に


ドアが開いて




ドアの先に立っていたのはトモヤだった


その時のモエは、今までに見たことないくらい焦っていた。


そして顔が赤かった。



―あんな顔はきっとあいつにしか見せねーんだろうな…



心の中でそっと浮かんだのがこれだった。


一人で俺は悲しくなった。





そしてトモヤの方は…


あいつは何も喋らない。ただ睨んでるだけ


「なんか喋れよ」って今すぐ言いに行きたいくらいだけど



「部外者」が入ったってただの邪魔にしかならない…。


だから俺はそっと見守ることしかできなかった





「…ちょっと、何か言ったら?モエの今の話聞いたの?聞いてないの?

                                      どっち?」




ユリがトモヤに少しきつく言う。


最初は黙ったままだったが


しばらくして、低い声で、めんどくさそうな表情で「聞いた」と言った。




この時でもう少し怖かった


これからこいつらの関係はどうなっていくのか




今の状態からして俺は……今までのただただ見てるだけの位置じゃなくなると思った。


でも俺も、モエと同じでただただ「見守る」ことしかできない。




似た者同士だな。いい意味の似た者じゃないからちょっとあれだけど。


だがトモヤはモエの気持ちをどんどん踏み潰していく



「仲良くするつもりはない」


「関わるな」



そんな突き放した言葉ばかり言う。




腹が立った


ったく俺は…どっちなんだよ。


あいつらの距離が縮まらないで欲しいけど


でもモエを傷つけるのは許せない




俺って


こんな我が儘だったっけ




そして話は進む



「…トモヤ君…なんで…何か…中学の時に…あったんだよね?」




それを聞いた瞬間のトモヤは、今までの無表情は全く別の顔をしていた。


そしてモエの腕を掴んで、どこか二人へ走ってしまった





『……っ』





数秒後


頭が真っ白になって



勝手に体が動いて



―二人を追いかけていった





続く