モノやサービスの価格が需要と供給で決まるのは市場経済の常識です。
これまで、電力市場では規制によって価格が調整されてきたが、ようやく自由競争の状態へ移りつつあります。
電力会社が価格を引き上げれば、それに合わせて需要が減るようになりました。利用者側で節電対策が進むのと並行して、価格競争力のある新電力が勢力を広げています。
さて、これは大手デパートさんの話ですが、
2012年6月から、全国181店舗のうち、約160店舗でLED照明への切り替え工事を実施したようです。
最大の目標は照明の消費電力を40%以上削減すること。
LED照明に必要な消費電力が、蛍光灯よりも低いことに加えて、発熱量が小さいことから空調負荷の削減も求められました。
売り場の蛍光灯をはじめ、スポット照明やバックヤード向けなどさまざまな照明をLEDに置き換えている大手デパートさん。
時代は、省エネです。
取り替えることによって、もし電気料金があがってしまうなら逆効果ですが、国産のLED電球・LED蛍光灯・LED証明は、必ず電気料金が下がります。
(※取り付け数による)
あと、1年や2年で、新電力会社が複数社立ち上がりそうな世の中です。
そのとき、たとえば、マンションの共用部た工場、事務所などの電気がすべてLEDだった場合、事前準備をしておいて、良かったと感じることです。
また、各社、本当に色々な知恵をしぼって、新しい良質なモノを皆さんに提供できないか? と考えています。
たとえば、野村不動産では、セコムとファミリーネットジャパンという会社で、電気料金削減につなげるインターホン・サービスを始めていくようです。
この「電気」という人類に欠かせないエネルギーに、私たちのような庶民が注目し始めたのはいつでしょうか。東日本大震災の前でしょうか? あとでしょうか? きっと、あとなんでしょう。
LEDは東日本大震災の前より、需要というのはありましたが、
大震災後、格段に問い合わせや発注が増えました。
そして昨年、電気料金が値上がりしたころにも、私たちが扱っているLEDへの問い合わせが増えました。
実は、私たちが扱っているLEDの中には、大手電機メーカーさんが作れないタイプのLEDも扱っています。また、その誰もが知るようなメーカーさんから、発注が来る場合もあります。
これは、なぜでしょうか?
答えは、簡単です。
大手では、それを扱ってもコストと手間ばかりがかかってしまうからですね。