こんにちは。

メンタルコーチ 平沼 千佳です。


今日は、「あるがままを愛する」こと

と潜在意識の関係について書こうと思います。

 


「思考は現実化する」

「潜在意識が願いを叶えてくれる」


そういうような話は、ずいぶんと

あたり前になってきたような気がします。


「引き寄せの法則」という言葉も、ブームは過ぎたにしろ、本屋さんに行けば今でも大人気で、必ず新刊コーナーに並んでいます。


人目をひくテーマであることは、

今もなお、変わりないようですね。

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潜在意識について友人と話をしていると、

多くの人は潜在意識のことについて

やや勘違いしていることがあったりします。


よく見かけるのは、

「潜在意識を書き換えれば、人生が変わる!」

といったフレーズ。


いかにも手っ取り早く解決出来そうで、

あまりにも簡単に変われそうな、

ちょっと危ない香りもする

だけど試してみたくなる…

というのが私の見解です。



潜在意識というものをしっかりと理解する為には、余分な思考をのぞいたピュアな状態で取りかかるのが良いでしょう。


必死に何かの願いを叶えるためだけに

勉強をしていると盲目になってそれしか見えず、

結果、大切なポイントを見逃しては


「結局、何も変わらなかった」

みたいになると思うのです。


そんなわけで今日は、潜在意識を実感することと

「あるがままに自分を愛すること」の

関係性について解説していきたいと思います。


潜在意識というものがどのように働いているのか?普段の日常にどのように現れているか?を実感する為には、


まず、自分の現実に「自分が信じていること」の全てが反映されている、と身にしみるほど感じていくことがポイントです。


「そうであると知っている」のではなく、いやというほどそれを実感するということが大切です。

多くの人は思考が現実を作っていると思いがちですが、その思考を潜在意識が作っているので、

大元は「潜在意識」の方にあるんですよね。



潜在意識思考感情反応判断・決断現実


(だから、スタートの潜在意識と現実は必ず繋がっている、ということ)


だから大元の「潜在意識」に変化がなければ、

思考を変えてもスタートは一緒。

あまり意味はありません。


だからこそ、わたしはこの分野を勉強しだした頃

毎日、「自分が何を潜在的に信じているか」

ということを意識しながら確認していました。

注目するのは自分の「反応」です。


何かに対して「どういう反応をしたか」

そして、どんな言葉に「どういう解釈をしたか」

それだけに意識を向け続けます。


さらに、自分の中にある「反応」や「解釈」に対して更に上乗せで「解釈」を付けていることに気付いていきます。


これが、あまりにも自然すぎて気付かない

「二重のジャッジ」です。


二重のジャッジ、というのは、

「反応」した自分に対する更なる「反応」

また、「ジャッジした自分」に対する

更なる「ジャッジ」のこと。


もし、この二重のジャッジに気付かなければ、

どんどんこれが肥大化していき、

手がつけられないくらいに陥っていきます。


何かをジャッジして生きるのは仕方ありません。

だから、何かを「判断する」こと自体はどうしようもないし、どうでもいいことなのです。


そこに「判断すること」に大しての、また更なる別の判断がつくことを「思考」と言います。

大切なのは、この思考を観察することです。


よく「あるがままの自分を愛しましょう」

と言いますよね。


この「あるがまま」は何を指すのか?それがよくわからないままうやむやにされています。


あるがままというのは、

「一重のジャッジ」状態のことです。

つまり、何か物事に対して純粋に反応し、

判断した自分のことです。


素直に反応した自分、または素直にジャッジした自分に対して別の思考で「二度塗り」することが、あるがままを愛していない、と言えるのです。


例えば、あなたが誰かの様子を見て

「この人、腹黒い」と思ったとしましょう。


それは、自然なる反応です。

どう思うか、どう感じるか、どう反応するか、というものはコントロールできないものですから。


でもここで、「この人、腹黒い」と思った自分へ

「そんなことを思うワタシなんて、最低だわ」と

更にジャッジを重ねる。


これが思考の成す技で、この時点で、

既にあるがままの否定が入ってしまうのです。


もう一度たいせつなことをおさらいしましょう。

わたしたちの現実は、自分の潜在意識で´信じていること´がそのまま投影されています。


もっと言えば、目に見える現実を

「どのようなものであるか」と判断するのは、

その人の中にどんな「信じている情報」があるか

によって決められてしまう。


だから、わたしたちの潜在意識にある信念を

「まず、確かめる」ということが大切。


その次に、その信念がわたしたちの

「素の反応」を生み出しますが、

これは「あるがままの反応」なので、

放っておいて良いのです。


しかし、ここに更なるジャッジを重ねると

ややこしくなります。


潜在意識を全信頼する、ということは

自分の素直な反応に対して素直でいることです。


自分の中からどんな信念が見えても、

それに対してどうこうする前に、

「潜在意識にあるこの信念を消してしまいたい」

思わせてくる思考に気をつけましょう。


それが、ほんとうに大切な

「潜在意識とあるがままの関係」です。

最後まで目を通していただき、
感謝です



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