報道姿勢の不思議 | 松尾貿易の社長のブログ

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ショッピングモールやホテルのロビーなどに置いてあるプランターをヨーロッパから輸入し、全国に卸している会社です。皆さん、植木は目にするけど鉢など気になさった事は無いのではないでしょうか。世の中、こんな商売も有るのです・・・・・。

最近の、特にテレビの報道姿勢が何処の局も似たか寄ったかで、切り口も皆同じ。実に低俗では無いですか。

 

ジャニーズ系のニュースショーのキャスターを務める某君が未成年に酒を飲ませたと大騒ぎしている。

15-6の子供に飲ませたのならともかく、相手は19歳、しかも自称20歳だと言っているという。誰だって、18,19で酒飲んだり、タバコ吸ったりしたことあるでしょう。 最近の女の子は皆きれいでバッチリとメイクすると19才も20才も全く分かりません。それを結果責任だけで降板させると云うリンチに近い対応ですね。

 

なぜ、酒を飲む店に未成年が普通に入れるのか・・・・この点は誰も問題にしていません。本来、店側が身分証の提示を求め年齢確認して入店許可を出すのが筋というものでしょう。何故、それを義務化しないのか・・・・・これこそマスコミが取り上げるべき問題点でしょう。 答えは簡単、売上が減ると困るというのが本音ですね。

 

コンビニの酒、タバコの販売に年齢確認が義務化されているようですが、「アナタは20才以上ですか」という質問ボードにハイのスイッチを買った当人が押すだけの全く実効性のないアリバイ作り的な抜け道処置で済ませています。 マイナンバーでもIDカードでも何でもよろしい、身分証の提示と確認を義務付け、違反の罰は店側が負う制度に変えなければいけません。

 

悲しい事件が発生しました。

子供が虐待で亡くなりました。 何故、行政、警察は事件にならないと動かないのであろうか。

児童相談所は2回、訪問したが2回とも母親に面会を拒否されたという。 児童相談所に限らず、役所というところは「家を訪ねた=仕事を果たした」と評価し、実行の有る無しは問わないやり方です。子供の命がかかっている問題に対して、親が合わせてくれないからなどと、訳の分からない理由でノコノコ引き返してくるアホが何処に居るだろう。 あまり良い例えではないが泥棒を訪ねて盗んだものを見せて下さいと言っているようなものである。加害者に許可を求めてどうするんだって話じゃないですか。

 

調査権は親権より上に立つ、またそれをしなければ職務怠慢で処分、警察と一緒に行動する。 マスコミはこの不整備、不合理な部分を全く突かず、お涙頂戴の視聴者の悲しみを誘う切り口でばかり報道している。何がマスコミだ、三流週刊誌と全く変わらないではありませんか。

 

子供の命を守る・・・これが再優先事項です。 行き違い、思い違いが有ったとしても、子供が安全ならばそれで良し。

 

マスコミよ、もう少しまっとうになってくれ。