北朝鮮の水爆実験 | 松尾貿易の社長のブログ

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ショッピングモールやホテルのロビーなどに置いてあるプランターをヨーロッパから輸入し、全国に卸している会社です。皆さん、植木は目にするけど鉢など気になさった事は無いのではないでしょうか。世の中、こんな商売も有るのです・・・・・。

突然のニュースに大騒ぎでしたね。

 

落ち着いて考えてみましょう。

ある時期、米国が盛んにネバダの核実験場で地下核実験を実施した時に、ああ、これで何処かの国を攻める気だと思いましたか?具体的にアラブ諸国かロシアにミサイルや核爆弾を投下すると思いましたか。 これだけの物(軍事力)を持っているのだぞという示威行動で誰も本気で核を使った戦争を始めるなんて思わなかったはずです。

 

北朝鮮も同じこと。俺達は、もうこんなもの持ってるんだぞ、昔の俺とは違うんだぞと示威行動です。

北朝鮮の味方をする訳ではありませんが、毎年、自国の国境近くで米韓合同演習と称して示威行動を取られたらどんな気がするでしょう。例えば、我が国の領海ギリギリに中国艦船が爆撃機とともに演習を始めたら、日本としてはヤクザが玄関前で諸肌脱いで入れ墨見せて凄んでるのと同じ怖さがあるでしょう。

 

アメリカ側み力づくで俺の言うことを聞かないと殴るぞのような態度に問題が有ります。

他方、我が国のトップの言うことは判で押したように同じことしか言いません、いえ、云えません。

曰く「断じて容認することは出来ません。北朝鮮に強く抗議しました。情報の収集と分析に全力を尽くし、米韓、関係各国と連絡を密にし断固とした処置を取ります。」

 

具体的に翻訳すると「ボクちゃんは何も出来ないけど、アメリカに言いつけて怒ってもらうからな。」

軍事機密でしょうから明らかにしていませんが、日、米、韓のレーダー網でかなり早い時期から兆候を掴んでいたようです。例のミサイルが北海道を通過して飛んでいった時もあらかじめ掴んでおり、官邸に宿泊したようですし、防衛大臣も自分の選挙区に戻らず待機していたと云う話です。

 

憲法9条は理念として正しいでしょう、しかし、現実問題として何の解決策にもなりません。

積極的防衛策に取り組むことが肝要でしょう。今の状況では、弾が飛んできたら撃ち落とすだけですが、

こんなもの切りがありませんし、確度が低すぎます。弾を打ち出す鉄砲を叩き潰して発生源を断たなければなりません。