トランプ大統領のイスラム7カ国からの一時的な入国禁止措置をめぐり、議論が沸騰しています。大方は入国禁止に反対するスタンスで報道されています。
日本のマスコミも基本的には入国禁止措置反対の立場からの報道ばかりです。
しかし、大統領支持派の人たちは少なからず賛成しているはずですが、賛成側の意見を伝える部分はほんの一部です。
人道的に見れば、トランプ大統領の措置は明らかに間違っていますが、マスコミの正義とは両方の意見を正しく伝えることではないでしょうか。アメリカはあまりにも国が大きいため、国際事情に全く疎いと言うか、理解がない人が相当数います。極々、自然にアメリカが良ければそれで良いのだ、よそ者が悪事をするのだと西部劇レベルの単純愛国者が多いのでしょうね。
実際はホームグロウン・テロリストもいるし、どんな規制をしてもテロリストは紛れ込んできます。
トランプ大統領がしていることは、ジョン・ウエインが演じていた保安官のようです。
同時期に国務長官が来日し、日本の米軍に対する支援は他国のお手本であると評価され、褒めてくれたと喜んでいるオメデタさです。ヤクザに進んで用心棒代を払い、当のヤクザから「オマエは、文句言わずに多めに払ってるじゃねえか、他のやつも見習わないとな。」と脅しだか何だかわからない発言です。
マスコミは全くニュートラルであるか、右寄りであるにせよ、左寄りにせよ自社のスタンスを明確にすべきでしょう。ニュートラルなふりをするのはイケマセン。