「乖離性ドゥティングセオリー」



ズタズタに 裂きましょう
お気に入りの 左手首を

愛しくて 壊したい
思いは届かない

可愛い君の心の臓を食べました。
それはもちろん妄想の中で。


愛しているよ。


壊れるほどに 愛し続けて
君しかいらないから
君の唇が さよならと動く い か な い で



繋いでた 君の手が
離れていく 痕を残さず

過ぎ行くは 時間だけ
君のものにしてよ

笑え笑え 哀れな僕を指さして
自慰行為だけ御達者な僕を


ひとり孤独な部屋の隅で泣いてみる
思い出を抱いて。


君のためだけの 僕じゃないなら
僕なんていらないよ
君の未来には 僕はいないの? 
ねえ、あ の と き の よ う に

涙を 流していれば
君への想いは消える?
弱い僕から 君への強がり

さよなら。