2025年12月22日
今日は冬至です。
昼の長さが一年で最も短く、夜が最も長い。
冬至と言えばゆず湯を連想します。
子供の頃は毎年お風呂に柚子を入れてました。
自分が大人になってからも、この習慣は続いています。
柚子の香りは爽やかで、気持ちが落ち着きます。
お風呂でぷかぷか浮かぶ柚子を見ていると、息子と一緒に入って遊んだことを思い出します。
湯船に沈ませたり、
キャッチボールしたり、
ぎゅ〜って絞ったり、
私と息子がお風呂を出る時には柚子がボロボロになっていました。
息子は色白なので、温まって血行が良くなると、肌がところどころピンク色になります。
柑橘系特有の刺激のせいでしょうか。
お風呂から出てくると、
「痒い〜」と言って足を掻いていたこともあります。
今年は一人で入って
柚子の匂いを嗅ぎながらそんなことを
想っていました。
これから毎年冬至の柚子湯に入ると、
息子のことを想うんだろうな。
22日は月命日。
あれから2ヶ月経ってしまいました。
今日はそーたの親友であるA君と、
他に2人の子がお線香を上げに
来てくれたそうです。
これまでと変わらず息子に接してくれて
うれしい。
皆んなの心の中には、息子は今もちゃんと
存在しているんだな。
そう思うと、私たちが知らない学校生活の中で、息子がどのように友達と接していたのか、人付き合いのよさに思わず笑みが溢れます。
時間の流れは残酷です。
鮮明な記憶が少しずつぼやけてしまうんですね。
でも反対に悲しみはしんしんと
積もっていくようです。
一日の最後に息子の写真に向き合う時間
妻はやっぱりいつもより泣き声が大きく、
深く長く泣いてしました。
悲しみは乗り越えなくてもいい。
泣きたい時は、沢山泣けばいい。
今はそう思います。
そこに息子は居ないんだもの。