こんにちは。
今日は、曼荼羅ボウルを紹介します。
一昨年にブログを読んでくださっていたみなさんには、久しぶりの曼荼羅ボウルの登場ですね。
でも、あれからこの曼荼羅ボウルの本当の完成した姿をお見せしていなかったので、今日は初お目見えですよ♪
曼荼羅は、アジアを中心にさまざまな様式がありますが、これはネパールのものです。
曼荼羅とは、仏教界で言う宇宙全体を表し、これを眺めることで読経したことになり、お坊さんでなくともお勤めができるということで、一般信者の家庭に飾られているんです。もちろん、私は仏教徒ではないですけど、曼荼羅のデザイン性がとても好みで、ぜひ染付けにしようと思って、半年以上かけて描き上げました。
作品展になんとか間に合って、焼きあがりホヤホヤをドキドキしながら飾ったのが懐かしい・・・
そのときは外面まで手が入らずじまいでしたが、のちに、赤一色で染めようと決めていました。
ですが、いつ入ったのか、ヒビが見つかり、これ以上焼くと割れてしまう恐れがあると先生から言われました。
余命宣告・・・
的な知らせに、当時は本当に脱力でした。
でも先生が、別な方法を教えてくださったのです。それが、「漆塗り」でした。
「漆塗り」なんて、素人ができるものなんだろうか。一体どうなるのか、すごく不安でした。でも、やってみるとなかなか楽しい作業で、GOODな手ごたえもありました。
それからまた半年・・・
漆が完全に乾いてお持ち帰りできるようになったのが昨年末でした。
真っ赤に染まった曼荼羅ボウルが完成しました!本当にうれしかったです。
すごく手間がかかって、もう描かない!と思ったけど、こうして眺めていると、のど元過ぎれば熱さ忘れるで、また描きたくなってきます・・・!?
いつの日か、みなさんの前にシリーズが登場するやもしれません♪
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