世界一周中に知り合った日本人女性旅行者が
数年前、根津の「ノマド」というオシャレなCafeで
写真の個展を開きました。



中東のイエメンで撮った写真。
大きなパネルで壁に展示されるのでお茶を飲みながら見れるのです。
その個展を見に行った際に知り合った、旅青年、リキさん。



そのリキさんが、3年ぶり2回目の個展を同じCafeノマドでやるので
是非見に来て欲しいと案内状をいただき、先日夫と観に行ってきました。
今回は2回連続で、南米のボリビア市場とブラジル音楽という2テーマです。



ネットには載せない、写真展だけで発表するという
リキさんのこだわりのため写真は公開できませんが、
色彩あざやかで、穏やかな表情の市場の様子が数々飾られていました。



私たちも、数年前の記憶が蘇りました。
「あ~、あのパン、毎日食べてたっけ」なんて思い出すと不思議と、
市場の雑踏や匂いまでも聞こえたり鼻先にツンときたりします。



インディヘナのおばちゃんの服装や、
たわわな実を存分にアピールしている山積みのフルーツ、
町並み、人々の笑顔、子どもたち、私たちが見た時と変わりありません。



でもリキさんの最新の旅情報を聞くと、
メジャーな観光地では相当な変化があったようです。
たとえばマチュピチュ。



私たちの行った2002年は入場料は20USDほどだったのに今は倍額。
一日の入場者数も400人と制限され、予約待ちが1年先まであるとか。
もう、普通に行ったら入れないってことですよ。




またマチュピチュを一望できるワイナピチュという山に至っては、
朝一で整理券が配られ、一日200人しか登山できなくなりました。
しかも、時間指定あり。まるでTDLのファストパスみたい。



そんな窮屈な山ではなかったはずなのに。



遺産保護のためとはいえちょっと、さびしいですね。
マチュピチュの絶景ポイントが見れるインカトレイルも
予約が殺到して、なかなか歩けないらしいです。



名物の「グッバイボーイ」(バスを見送る超速の子ども)だって
「平日は学校に行きなさい」と白人が運動が起こし平日営業禁止。
いいことですけど、文化がまた一つ消えました。



そして、クスコからマチュピチュへ向かう列車に至っては
味わいある古い感じでのんびり走るのがステキだったのに、
国鉄は外資に買収されピッカピカの高速列車になりました。



もちろん、乗車料金もハネ上がりました。



クスコでは唯一、「金太郎」という日本料理屋さんがあり、
南米料理に飽きたら駆け込めるありがたいオアシスであったのですが
一昨年に閉店してしまいました。(再開するとの情報もあります!)



アルマス広場に面した商店街や土産物やの一角にはなんと、
マクドナルドが誕生してしまいました。
美味しいペルー料理「プカラ」と雑貨店「ペダソ」は健在です。



「ペダソ」の日本人女性オーナー、ミキさんにはお世話になったな。



ふらっと訪れたら盛り上がって、ミキさんのお宅に呼ばれ、
丁度お正月時期だったので、お雑煮をご馳走になり、
熱いお風呂にも入れてもらって、本当に生き返った気がしました。



日本を離れて半年、ホームシックでもあり、
荷物も盗まれて意気消沈していた私たちは随分救われました。
あの時、帰国していなかったから、今がある。




お稽古の極み

ノマドでいただいたマシュマロチャイ。うまい!



なーんてこと思い出しちゃいました。
やっぱり、旅仲間はそういう回想モードを作ってくれる
大切な貴重な存在ですな。



リキさんの次なる旅先はどうやら中東のようです。



また個展楽しみにしているよビックリマーク





お稽古の極み


さてさて、ノマドから歩いて10分ほど、
千駄木駅前の「ごつぼ」という焼肉店で友人カップルと待ち合わせ。
名のとおり、5坪しかないカウンター10席ほどのお店。



珍しい部位をいただきました。



七輪で焼くので、5坪のお店は白い煙と墨でモンモン。
上の写真のあと、煙すぎて写真は撮れなくなりました。
でも美味しい、美味しいラブラブ



絶対に予約しないと入れないでしょう。



それと、洗える服で行かないとダメ。
(コートは、ファブリーズ2日は必須。)



それでも美味しくてリーズナブルだからまた行きたいと思いますラブラブ




【 cafe NOMAD 】 
文京区根津2-19-5-101(千代田線根津駅徒歩1分)
写真展は、2月1日(月)まで。
カフェ営業時間 14:00-24:00


【 焼肉 ごつぼ 】
TEL 03-3828-3883