今回はアトリエの別室で独り作業。
最近発売された、伊右衛門の「秋の茶会」を
差し入れにいただきました
先輩、ありがとうございます~
初仕事でいただいたオリジナルそば猪口製作です
後ろにズラズラっと並んだのが、これから挑むそば猪口20個。
デザインが依頼主の希望で二転三転して
これからサンプルを作ってから最終決定・・・先が長そうな予感
今回は数を作るので、転写紙を数枚描きあげ、
一気にそば猪口に写し取っていきます。
この転写紙を描くまでがまた一苦労で・・・
転写作業中に、依頼主が見学に来ました。
サンプルを見に来たのに、目的を果たせず
いかに下準備が大変か、お気づきになった様子で・・・
私は手を動かしながらも、値段交渉をせねばならず
特に難しい商談に頭を悩ませていたのでした。
実は描くよりこのコトが一番勉強になったりました
これは、撥水剤を塗っているところです。
塗る、といっても、ほとんどデザインを描いてるようなもの。
あとからこのお花の部分は白くなる予定です。
初めて使います、コンプレッサー。
呉須を吹き付けるんです。
今回は急ぎのため、ダミりません。
シュシュシューっとやってしまいます。
コレなかなか扱いが難しいです。
呉須の量は、手元で加減するのですが
強すぎると垂れてしまうし、薄すぎるとムラができてしまうし・・・
8時間かかって、やっと4つのサンプルができあがり。
これから一度焼いて撥水剤を落とすのです。
撥水剤が落ちると一体どんな風になるのだろう
未知の体験にワクワクです(つづく)