作品展の課題をやっています。
テーマは「秋」、モチーフは「もみじ」、漢字は「紅」にする
ことにして下書きまで自宅で進めて、先生にに見ていただくと・・・
微妙な反応・・・・(ちなみに先輩方も)
「紅」の字が、わかりづらいらしいんですよね。
らしいんですよね、って他人事のように言ってる場合じゃない。
これは、非常にマズイです、失敗かもしれません。
「でもま、これでやってみようか。線描きをとりあえず」
と先生に言われ、いいのかなーと思いながら
おそるおそる線描きを始めました。
私はどうも、深い緑色をした古代呉須(曼荼羅ボウルもこれ)
と相性が良い、と先生がお勧めしてくださったので、
藍ではなく深緑の呉須で描くことになりました。
どうでしょう?
まず問題なく線描きができたと思うのですが。
「紅」という字は相変わらずわかりづらいようで・・・。
「隠し絵みたいねぇ」
「ご友人の結婚祝いの時と似てる感じね」
と先輩。
先生に轆轤を引いてもらっている際に、私、
何気なく疑問に感じていることを聞いてみました。
もみじと紅って、深緑の呉須でダミするってアリですか?
すると先生、はたと思いついたように、
「赤でやるか」
とおっしゃってあるお茶碗を出してみせてくださいました。
どーん
え? コレ何ですか? 呉須の色見本なんですか!?
色んな色がありますけど、イングレとかじゃなく、呉須ですか?
本当に全部呉須ですか?
無知な上に、疑り深い生徒、私は驚きと感激の雨あられ。
やったー
嬉しさで胸一杯で、課題のルールから逸脱してることも忘れ・・・
早速、赤い呉須でダミってみました
ちょっとぉ~ 「紅」っぽく見えてきたことないですか?
調子に乗って、山水もダミってみましたよ
そしてそして―――。
先生のご指導に従って、もみじもカラフルに
でも、私ってセンスない・・・
これじゃあ、ラスタもみじ、ですよねぇ。
真剣に描いてもこうなっちゃう。
しかも、色呉須って筆跡がばっちり残るの
先生は「おもしろい!」とおっしゃって早速焼いてくれるのだけど
ままま、もうあとは運を天にまかせるしかない。
初のチャレンジと思って・・・
ドッキドキですけど。
レッスンの後のティータイムは和洋折衷。
奥のは私が差し入れしました、自由が丘の「蜂の家」の栗ちゃん
お菓子もすっかり秋模様、ですね~
明日は、また違う作品をお目にかけまーす
【お知らせ】
第9回 アトリエ陶彩館作品展
10/22(水)~25(日)
11時~18時(最終日は16時)
みなとみらいギャラリー