極彩色豊かな曼荼羅を、青一色でどう表現するか
非常に悩んでます・・・
濃淡をつけるのはもちろんなんですが、そのつけ方と
白磁のままにする部分とのバランスを考えるのに必死で
なかなか、筆が先へ進みません。
一度、ダミを始めたらもう元には戻せないのです。
ひたすらそのインスピレーションに従ってここまできました。
まだまだ、ダミが全体的に弱いような気がしてなりません。
濃淡がちゃんとつけられているかどうか・・・
ダミをしながら気がついたんですが、
線描きの時のあやふやな部分が残されていて困りました。
こういうところも修正しながらでないと、ダミも思うようにいきません。
今回は、ここでタイムアップ。
アー、集中力保つのに疲れた
そうそう、またまた先日曼荼羅を見る機会に恵まれたんですよ。
世界一周旅行中に知り合った先輩夫婦パッカーのお家に
二女が誕生したので(生後2ヶ月)お祝いに行った際、
京都曼荼羅
なるものを見せてもらいました。
京都曼荼羅って初めて見たのですが、ネパールのものとも
チベットのものとも全く別の作風。
代表的なものでは『紫綾金銀泥両界曼荼羅図』という国宝が神護寺に
あるそうですが、空海が唐から請来した曼荼羅を手本にしたもので
世界が数多くの仏によって創られることを表現している、という曼荼羅です。
本当に無数の仏が、胎蔵界(たいぞうかい)、と金剛界(こんごうかい)に
描かれていて、見ているうちにぐっと引き込まれそうになりました。
「仏教国」では各々、いろんな曼荼羅が存在するんですね。
何て奥深い世界・・・
曼荼羅に更に興味が沸いてきました