只今、世界一周旅行中の日記のなかから、キリマンジャロ登頂期間(全13回。の予定)のものに加筆して、掲載中です。良かったら読んでみてくださいね。コメントも大歓迎です!




2002年11月5日

タンザニア、キリマンジャロの麓の町、モシに入る

 ケニアトランジットの7日間は、あっと言う間だった。
ドタバタだったサファリツアーの余韻にひたりつつ、午前中には簡単に出国手続きを経てタンザニアに入った。キリマンジャロが望める「モシ」という町につき、HOTELもすぐ見つかり、空腹も満たした。

タンザニアはケニアより更に物価が安い。ランチに食べたハンバーガーは2人分で3100TSH(タンザニアシリング)。1USD=966TSHだから、およそ3.2USD、日本円で400円(当時1USD=¥128)というところ。アイスは1個90円、宿代はダブルで927円。
目抜き通りはにぎやかで、日本の中古車ばかり走っている。ボディに「○○病院」、「○○工業」なんていうロゴが入ったままだ。そう、この国は元イギリス領。従って左側通行、右ハンドル。それだけで何だか気分が落ち着く。

ケニア人もそうっだったが、タンザニア人も皆英語パリパリ、バイリンガル。地元民同志はスワヒリ語で話しているので何を言っているかわからないけど、楽しそうだ。日本人も皆がこの位英語ができたら、日本語を巧みに使ってビジネスできるんだろうに。一部の人の能力だけじゃ日本の国力は上げられないですよ。つくづく、そう思うな。

 夕方、長時間のバス移動の疲れが出て泥寝した。
「Coffee Tree Hotel」というこの宿は、天気が良ければキリマンジャロが見えるらしい。広くて開放感のある部屋で気に入った。
 夜中、蚊帳に蚊が入ってしまいかなり襲われた。電気をつけてよく見ると蚊帳は穴だらけ。ウ~~~汗仕方なしにガムテープで修理。さらに、蚊取り線香もたく。

 昨晩からマラリヤの予防薬を内服することにした。これからは毎晩飲む。タンザニアのあとマラウィに入国する為だから仕方ない。眠りが浅くなったのはこの薬のせいかわからないけど、夢ばかり見る。マラリヤ予防薬の副作用は悪夢を呼ぶなんて言われているが、幸い私は悪夢ではなさそう。




お稽古の極み





(日本を出発してから498日目)



つづく・・・