「剣岳 点の記」 を観てきました。
やっぱり山登りをするものとしては、気になる映画でした。
正直言って邦画の登山ものということでかなり期待大でした。
登場人物たちは、仲間=チームとしてひとつの目標達成のための
自分の仕事、に対しての捕らえ方がすごく実直で素晴らしかった。
仲間への尊敬念がまた気持ち良い。
明治40年というと、今から102年前なんですが
その頃の登山スタイルには衝撃でした
過酷過ぎて・・・私なら絶対に死んでいる・・・
淺野忠信さん、香川照之さんの演技も味があってよかったです。
人間味に溢れてますよねぇ。
こういう山男魂、美しいです。
この映画ではCGや空撮りは一切なしということですが、
雪崩や滑落シーンはどうしたんでしょうね?
猛吹雪なのに帽子が揺れていないとか、結構気になっちゃったんですけど。
ストーリー展開で細かいところで???という部分が私はあったので
見終わったあとうーん、となってしまいましたが、総体的には
面白かったです。
やっぱり、登山をしていると映画を観ていてもまるで
自分が登っているように感じれるものですね。
私はずーっと、苦痛の表情をしていたかも