ニコラス・ケイジ主演の新作『バンコック・デンジャラス』を観ました。
オープニングはゴルゴ13よろしく、超プロのスナイプシーン。
これはイケるかもと思ったのですが・・・
なぜか、ストーリーのここかしこがおかしい
(ネタバレですので、ココから先はお気をつけください)
シロウトのチンピラに入れ込み、弟子にして鍛え上げるとか、
シロウトの女性に恋をして、銀行員と偽ったのに目の前で拳銃使うとか。
これは、コメディか
ニコラス・ケイジの髪が若干増えているのも
一番笑えたのが・・・
川ッペリでターゲットのヒットに失敗して、岸に上がりバイクをひったくって
ボートで逃げるターゲットを川沿いに追いまわし、
最後はボートに飛び移ってハデに始末するというシーン。
「オレはこの世のどこにも存在しない男」
「成功率99%を誇る凄腕」
とかってカッコつけて言ってる場合じゃないですから~
いくらタイでも、つかまっちゃうよ~(。>0<。)
(あ、そうそう、バンコックってバンコクのことでした)
≪イントロダクション≫
「the EYE」のオキサイド&ダニー・パン兄弟監督が、自身の出世作
「レイン」をハリウッドでセルフリメイクしたサスペンスアクション。
自らのルールを忠実に守 ることで完璧な仕事をこなしてきた
暗殺者ジョーは、能力の限界を迎える前に引退することを決意。
最後の仕事として、とある犯罪組織から4件の暗殺依頼を受 けるが……。
「ナショナル・トレジャー」シリーズのニコラス・ケイジが主人公ジョーを熱演。
確かに、熱演はしているんですが、
あのストーリー展開では、今までのニコラス・ケイジファンは
まったくもって納得できないかも。
全米初登場 第一位って、ホントですかぁ
ってな感想
エンディングまでしぼみ続けて、最後はなくなっちゃいました、気力。
『コン・エアー(’97)』とか『フェイス/オフ(’98」)』、
『マッチスティック・メン(’03)』の辺りが味あるキャラで
私は好きなんだけどな~
次回作、『ノウイング Knowing 』(7/10公開)に期待