山水画の表をなんとか描き終えて
終了時間までの1時間、裏面の絵付けへ。
「さあて、どんな腰柄がいいかな~」




と先生。
「腰柄(こしがら)シラー!?
「そうそう、フチ周りが肩、底周りが腰と言う」




ふうううーん、ココは腰かぁ・・・(お皿を眺めてしみじみ)。
というわけで、今回は底周りに絵付けをすることになりました。
するってぇと、少し前の鍋島桜柄裏面の七宝は、肩だったのかぁ。




色んな用語が、ちょっとずつわかったりします。
点と点が線でつながるってちょっと嬉しいです音譜
そして、お初がもう一つ。それは・・・




轆轤(ろくろ)!!








右の木の台に腕を置き、まずえんぴつで印をとったら
そこに鉛筆の先を軽く触れさせながら、そおおっと轆轤を回します。
すると、ほどなく一周。円が描けるわけ。




これは、先生がいつもやってくださってました。
表面の、四つの山水画の周りもそうです。
ところが先生、「もう自分で書けるじゃろ、オレはもう描かないぞ」と。




なぜに、突然!?
ビクビクしながらも、言われたとおりに右手を台とお皿に固定し、
左手は重たくて冷たい轆轤の軸に手を当て、力を入れつつもそおっと触れます。








無事、2本の円が描けましたっほっホッ
円の幅はジャスト2センチでした。(先生の感覚スゴイビックリマーク
その3分の2の長さが一つの模様の幅です。さて、何センチ!?




ほぼ13ミリ(=答え)で幅をとり、そのまた半分に印をつけて
緩やかなカーブの、花びらのような図柄を描きます。
そうです、花です。







今回朝鮮する柄は「蓮連蓮」と言って、とても基本の柄です。
鉛筆の上から紫インクを筆にとり、当りをつけていきます。
そしたら、水で洗って鉛筆を落としちゃいます。







よーーーーく見ないと、いや、見てもわからないかもしれませんが、
当りの上をもう呉須で線描きしたところです。l
焼くと紫のインクは溶けて、呉須がちゃんと見えるようになりますから。




んんん~、ここでタイムアップ時計
山水画に、蓮の花の柄なんてかわいいんじゃないかしら!?
次回、蓮連柄がどのように完成していくか、お楽しみにお待ちくださーいニコニコ音譜