先日、大皿が完成して喜んでいたのですが、
ふと気がつけば、染付けのお稽古を始めて1年経っていたのです。
そこで、まーこの1年、どんな経緯だったのか振り返ってみたくなり・・・





溜め込んだ写真フォルダを恐る恐る開けて見ました。
すると、数々の懐かしい作品がビックリマーク
良かったらみなさまも作品の製作途中と完成写真をご覧なってみてください。





注)甘・辛批評受付マスですビックリマーク





第1作目:市松模様






なんだか写真も良くありませんが、
腕もブルブル震えていたんだと思います。
ただ、ダミるのだけは早くて、初回で2枚仕上げて嬉しかったのを覚えてます。





市松焼き上がりです。
なんていうか、言葉にならないくらい感動したのを覚えてます。
「やれば、できるもんだ」とずっと眺めてました。









第2作目:波





フリーハンドで描いた最初の作品。
自分の表現力の貧弱さを思い知りました。
今思えばもっと、大胆にアートしたかったなー。





焼き上がりを見て、我ながら
「うわーっ キレイ」と内心ガッツポーズ。
だって、ダミでこんなに濃淡がついてて、ちょっと感動したんですもん。










第3作目:小紋柄




これは、正直泣きましたあせる
幾何学模様は好きなのに、描こうと思うと描けない。
まさに「ヘタうま」の迷宮へ入り込んでました。





焼きあがってきたときは、ホッとしました。
ギリギリ、オッケーかな。
染付けで幾何学模様がどれほど価値があるか、身に染みました。










第4作:ロイヤルコペンハーゲンのメガ柄






私が染付けに興味を持つきっかけとなった、
ロイヤルコペンハーゲンの柄を、わずか4作目で描かせていただいた
まさに奇跡の染付けビックリマーク






あの時の手の振るえは、私の心臓の振るえそのものでした。
すべてがちゃんと焼きあがってきたときは、息を飲みました。
「ロイヤルコペンハーゲン、偉大なり」とても有意義な体験。












第5作目:唐草






コレは、自宅で描いたんですね。
で、結論。
自宅だと集中できない。





ダミも雑になってしまったし、
焼き上がりも、思ったよりなんだか力ない感じがしてガッカリでした。
これはいつかリベンジしたい作品。










第6作目:ロイヤルコペンハーゲンのメガ柄(再び)





販売会という私には大それたイベントに参加することになり、
そば猪口に、メガ柄を、今度はフリーハンドで描きました。
この時は、いくぶん緊張もほぐれていましたが・・・






もう、販売会の間はドキドキしっぱなしでした。
他の方のアート作品も多数並ぶ中、もう恥ずかしさでいっぱいでした。
でもこのそば猪口は、今では親しい方に使ってもらって嬉しいです。










第7作目:色鍋島、桜






これは皆様も記憶に新しい作品かと。
私もこの作品でちょっとレベル上がって来たーっとまた緊張。
すごーく集中して描いたのを覚えてます。






ダミだけで大変でしたが、初めて上絵付けにも挑戦したのです。
これは、無事焼きあがって本当に嬉しかったです。
とても大きな達成感を味わえた作品でした。










第8作目:色鍋島、桜(大皿)






これはもう、本当に思い出深い作品です。
大きな皿を片手で支えながら描くことがまず大変でしたし、
大きな柄を繊細に描くということも、難しかったです。





焼き上がりはもう、感激、の一言でして・・・
これもまた、私の大事な作品になりました。
みなさんの応援あっての作品です、本当にありがとうございました。