私が、あーでもない、こーでもないと試行錯誤しつつ
革鞄と格闘している時、同じテーブルの生徒さんが
半年かかった作品を作り終えました
革鞄ならぬ、革定期入れ。
カードが8枚も入る定期入れは、前作のグッチ系ショルダーと
おそろいの革と内布で作った完全オリジナル すごいステキ
作っているときは、鞄と全く違う作業で細かくて大変そうでした。
革財布が革鞄と同等かそれ以上の値段がするワケ、わかりましたよ。
革の量や、質じゃない、作業の量と質だって。
そんなわけで、仲間からまた刺激を分けてもらいつつ、
後半の追い込みです。
えーついに、私の鞄が立体になります ワオーっ
今までずーっと平面だったものがやっと、立ち上がるわけです。
これまで作ってきた作品でも、この瞬間が一番興奮しました
頭の中の想像の産物が、いよいよ目の前に現れるわけなんですぅ
まずは。
底とサイド一体のマチ革と身頃を両面テープで仮留めします。
今回マチ革と身頃には、タマは入れず、シンプルに仕上げるつもりです。
これは、マチ革。長ーい一枚革。
この状態で写真撮らなかったので、型紙で想像してみてください。
両サイドが立ち上がって、身頃がつくと・・・
こうなります
簡単に言ってますけど、こうなるまでに四つ角のカーブで
ミシン何度も往復しました。カーブライン、やっぱ難しい
まだ中表になってますけど、これだけでかなり鞄っぽくなりましたよね。
嬉しくって、これでいいから街を歩きたいくらいです。
「裏返ってますよー」、とか道ゆく人に言われても無視して
なんだか、ゴールが近くなってきましたよ、みなさん
あと作業は3つくらいですかね。
ふーーーーっ
でもみなさん、気づきましたでしょうか、マチの幅。
型紙で気づいたあなたはエライ
上へ行くほど幅広になってますね。
コレを次回、何とかするんです
どうなるんでしょう~もったいぶってます。
ちょっとフェミニンな感じに仕上げたいんですけどね
来月へつづく・・・