2週間ぶりの染付けのお稽古です。
その間、先生の鎌倉の生徒さんの素晴らしい作品を見たり、
八ヶ岳のギャラリー鑑賞をしたり、陶芸体験をしたりして気分はかなり高まってます
さてさて、今回の御題は・・・
唐草模様。
見本のお皿を見て私はギョッ としました。
なんて細かい模様なんだろう
同じパーツの模様が幾重にもつながって
ハァ.......まさしくこれが唐草。
こんな模様、私に描けるのだろうか
コペンハーゲンのメガからすると、限りなく正反対の繊細さ。
葉のひとつひとつまで、丁寧に染め上げられている絵柄をみて思わずため息がでました
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唐草模様は、よく見ると、花・葉・蔓・つぼみのパーツが空間を隙間無く、
また心地よいバランスで埋め尽くしています。列に一定の法則はなくて、
お花やつぼみも様々なデザインがあるのでとてもおもしろい柄。
難易度満点、でも描けと言われればとにかく描くしかないってことで、
早速下絵写しから
いやーいやいやいや・・・、今回だけは本当に大変でした
写しとっていくそばから、こんな細かい柄を筆でなぞっていくことなんて不可能だー
と思わざるを得ない気持ちになります
誰が考えたの?唐草。
下絵とりに30分、そのあと紫インクでその下絵をまたなぞり、
2枚のお皿に写し終わるまでたっぷり1時間半はかかりました。
その頃には、もう腕と肩がパンパン、コリコリ
「終わったかー?」
先生が時々様子を見に来てくださってたので、写し終えたと同時に
お手本に絵柄の描き方を教えてくださいました。
うわー、キレイ
思わず先生の筆先に見とれてしまいます
先生の筆先をイメージしてまずはお花から。早速筆を下ろした瞬間、
どぼー・・・
っと太い線が現れました。
ひぇええ、やってもうた
下絵で集中力を使い果たしたのか、指先の力加減がどうも上手くいきません。
はあー・・・深呼吸
やっとこさひとつ描き上げたお花を冷静にみると、所謂「ヘタうま」の部類。
いやぁーん
もといもとい
見本を見て確認しようと思うのですが、もはやどこの部分かもわからない錯乱状態
今日は全然イケてない、最初の高揚はどこへ行った
とお皿をじーっと眺めてため息をついていると先生が、
「来週は、販売用のそばちょこ描こうね」と。
そうです、他の生徒さんは先週お花を写生して、今日で下絵付けを終えているのです。
私だけが新米なため、唐草模様を描いていたんです。
ってことはこの課題は今日終わらせないといけない?無理だよーあと30分しかない
来週続きやります・・・と先生に言うと、
「もし時間があるなら、家で描いてきてもいいぞぉ 」と。
ということで、帰りにハンズで筆を買って自宅演習となりました
食後に黙々と描きはじめる私を見て、
だいぶハマってるねぇと夫。
今回はねぇ、ちょっとマジでやらせてもらいますよ
でも筆の調子が、お教室で借りてる筆の具合と全く違い
思うように描けない
日が経つにつれ、下絵が乾いてどんどん薄く見え辛くなっていく・・・
そんなハンデを乗り越えて、やっと完成しました。
もう、もとの図柄とだいぶ変わっちゃってる気がしますが
なんとか描き上げた、ひろちゃんアレンジ唐草模様
難しいダミも、なんとか入れました。
絶対先生からダメ出しもらいそうです
でも、ちょっとこういう柄もキライではなくなったかも・・・
今日も読んでくださってありがとうございます。応援よろしくお願いします。
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