1ヶ月に一度の革鞄作りの教室

気がつけば半年が経っていました。

作った鞄は2つです。



今3つ目の鞄に悪戦苦闘中ですが、

素材から断ちから、金属部品まですべて揃っている教材なので

悪戦苦闘しているのは、ミシン縫いです。



形は基本形のショルダーバックで、皮はやぎ 羊皮です。

やぎ 羊皮ってやわらかいのに意外と傷つかないですね、皮も厚めで丈夫です。匂いもなし。

今回は、身頃→中袋縫い合わせ→ヒモ→完成!!



・・・の予定でいたのに、ミシンとの格闘が長引き、完成に至らず。

だって、しょっぱなからミシンの針を折ってしまい

そのうえそのミシンが故障するという悲劇。



先生、毎度お騒がせ野郎ですみません・・・すんまそーん



ミシンもかなり年季の入ったものを使っていますが、

大変貴重なもの。(ちなみにミシンは先生がすぐ直してくれました音譜

1台40~50万円もしますし、国内ではもう製造していないらしい。(ほとんど中国製)



             キラキラ  ドラの手 人気blogランキングへどこでもドア キラキラ



で、今日はどこまで進んだかお写真とともに見てくださーいにひひ





前回作った鞄のベロを中表に縫い合わせます。

表に返してカーブを整え、さらにトンカチでトントン叩いて皮を落ち着かせます(写真左)

カーブ部分、めちゃめちゃ緊張しながら端から3ミリを保って縫います(写真右)






裏ポケットとベロを縫い合わせ(写真左)

なんだかまだ形がわからないですよね。

左の写真は、バックの口に当たる部分の皮を折り返すため、のり付けしてるところペタペタ






今度は底の部分をテープ止めして、本縫い。

またカーブ 緊張します~(写真左)

コレ(写真右)は、鞄の形整えるための通称タマ。なかに心棒が入ってます。







はぁい音譜 やっと鞄の形っぽくなってきましたね。

先ほどのタマを本体に縫いつけます。前と後ろの2枚がこれで完成チョキ

そして底作りです。今回は底心ではなく、ベルトを縫いつけてます(写真右)






底を身頃と縫い合わせると・・・

じゃじゃーん!!

ショルダー9割がた完成でーすニコニコ



でもここで時間切れ時計

ひも製作は来月へ持ち越されましたしょぼん

実は底と身頃の縫い合わせが、悪戦苦闘の山場で、



身頃+タマ+底 の3身一体縫い がかなりの失敗を重ね汗

カーブはほとんど手でローラーを動かし、まるで手縫い状態でしたカゼあせる

先生は5秒で縫い終わるところが、その120倍かかってます(10分ね・・・)



腕も肩もコチコチです。

やっぱりカーブを縫うのと、皮を伸ばさないように印を合わせながら縫うのが

至難の業ですDASH!



市販されてる革鞄って、本当に価値があるんだわーと実感。

手縫いのものなんて、どれだけすごいものなのか、なんてことも

よくわかりました。



それで脱力して、はぁぁぁぁぁぁーっダッシュ と言ったら

他の生徒さんにくすくす笑われてしまいました得意げ

皆さん、この道をとおってオリジナルに挑戦されてるんだから、すごい合格



で、先生が私の鞄を見てチェックしてくださっていると、

「あーーーーーーーっ!!!!

と叫び声。



「針が落ちてるゾー、ここ」

?なに?えっ

※注 床に針が落ちてるわけではありません。



中布と表を合わせる口の部分が途中から片方しか縫えていません。

ひぇぇぇぇぇぇーっショック!

縫い目が、5センチも、落・チ・テ・ル



うわーん来月また縫い直し、悲劇だぁっあせる と思ったら

先生がミシンのところへ行き、アシスタント先生が追っかけてさっと糸をかけると、

先生がガンガン糸を解いて縫い始めたんです。



あっと言う間に修復、完了。

なんという連携プレー

それに見とれてしまいましたが、バックは何事も無かったように私に戻されました。



先生、ありがとうございます・・・ありがとうございます



本当にこのお教室のおかげで、私は助かっています。

来月ショルダーが完成したら、いよいよオリジナルデザインバック作りに挑戦です。

作りたいデザインは色々あるものの、自分の技量との相談が優先しそうです。



来月こそ、ショルダーをちゃんと完成させるゾグー




      今日も読んでくださってありがとうございます。応援よろしくお願いします。  
             キラキラ  ドラの手 人気blogランキングへどこでもドア
キラキラ