英語にもあった!現地人が使う尊敬を表現する3つの要素 | Where are you from? と尋ねた後、会話を続かせられないあなたを本当に日本育ち?と疑わせるための習慣と合わせて学ぶ英会話

Where are you from? と尋ねた後、会話を続かせられないあなたを本当に日本育ち?と疑わせるための習慣と合わせて学ぶ英会話

18歳で憧れのアメリカへ大学留学。英語は大好き、でも勉強が大嫌いで中学高校英語のテスト赤点常習犯だった私でさえも感じた日本の英語教育と現地英語にズレ。そんな私が留学中に実践した「実は日本でもできる手っ取り早い英会話」をアメリカ文化と合わせてお伝えします。

「あ、この人私より年上だから

タメ口はだめだ」




「この人は僕より年齢が下だから

別に◯◯してもいっか」




日本には「年齢」という

わかりやすい判断基準があります。




その基準は、接し方、話し方

相手の見方を判断するものです。




ではあなたは、英語で相手に敬意を

表す方法は知っていますか?



知らないままだと、もしあなたが

相手に敬意を示された場合、それに

気がつくことさえできません。




本日は、学校では習わなかった

英語での相手への敬意の払い方を

お伝えします。



これさえ知っておけば、

あなたが尊敬の意を示したいと



思う人に対してそれを

表現できるようになるし、




あなたも相手から敬意を

示されたときに、

それに応えることができるでしょう。




日本では、まず初対面で相手の

年齢を探ろうとします。




自分がすべき言葉使いや話題を探す

ための基準にしているのです。




しかしアメリカでは、
礼儀的に
初対面で
年齢をきくのは



外見的な差別になり
失礼なこととみな
されます




それは、アメリカの文化では



例)

-黒髪でアジア人っぽいから

中国語しか話さないに決まってる



のような偏見が嫌われる文化

だからです。



だから年齢で言葉使いを変える

必要がないし


年上だから~

年下だから~


という概念がそもそもありません。



相手はあなたの年齢に関係なく


この人はどんな人なのか?と

あなた自身を直視してくれます。



では、相手に尊敬を表したいとき

どうしたらいいのでしょう?




今日は

基本的な3つの例を挙げます。




1)Mr. Mrs. Ms. Miss をつける 


例) 

Good  Morning, Mr. Smith


ありふれた挨拶フレーズですが

最後にMr. ◯◯といれるだけで

大分聞こえがフォーマルに

なります。




2)Doctor, Professor, Uncle,

 Auntをつける。




大学時代のお話です。

学期の初日、

教授の自己紹介では、




私は、(苗字が)Smith言いますが

Professor Smith より

(名前)Markとフレンドリーに

呼んでもらえると嬉しいです。



と、

言っている先生も多々いました。


このように、
相手から指定があった場合は


それに合わせて

あげるのが親切です。



3)YesやNoと答えた後に

男性 にはSir

女性 にはM’am をつける。




これは、

軍人が使う言葉だと思って

いる人がいます。




たしかに軍人も日常的に

使いますが、

あなたが日常でつかっても

全く問題ありません。




使ってもいいし、
使わなくてもいいし、



でも、使って損はないです。




親が子供に礼儀を教えるときに

親に、目上の人に、教師に、

返事をするときに、



女性には Ma’am を

男性には Sir をつけなさいと教えます。



また、接客業の人はよく使うかも

しれません。



先日近所の子供と

会話をしていたときの終わり際、



私の質問に答えてくれた10歳位の
子供に対して



私が「Thank you」といったら、

男の子が「Yes Ma’am」と

返してきました。



このときの Yes Ma’am は

You are welcomeの
もっと敬意を表すバージョンです。

(どういたしまして)



私が年上だから尊敬を表す表現と

してそう言ってくれたのです。


悪い気は全くしません。

むしろ躾けられてる子供は

愛らしくてかわいいと感じます。




この時点で、日本のマナーと

アメリカのマナーに大きな違いが

あることに気がつきませんか?




日本の尊敬は、

相手の年齢に合わせるという

社会的ルールがあるけど


アメリカの尊敬は、

上記の3つをあなた自身に

使う習慣があるかないか、で




べつに

Yes Ma’am も No Ma’amも

Yes Sir も No Sirも




社会全体でみると絶対的な

ルールではありません。




ただ、あなたが
自分の品格をどう表現するか

完全
にあなた
次第なのです。




いろんな意味でアメリカは
本当に自由の国です。




ただ、相手が



「もっとフレンドリーに
呼んでくれた方がいい」




などと言ってきたら、

それに合わせてあげましょう。



もしわかったら、

今すぐメモして忘れないうちに、

誰かに教えてあげましょう。




それでは、また!